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東京で一人暮らしにかかる費用
- 1.家賃
- 2.光熱費
- 3.通信費
- 4.食費
- 5.家具・家事用品費
- 6.その他
東京の一人暮らしでかかる生活費の平均額は、地域や家賃によって大きく変動しますが一か月で約141,863円と言われています。
生活費は大きく2つに分類できます。家賃と電気・ガス・水道代、通信費といった毎月かかる「固定費」、食費や家具・家事用品などの「変動費」で、東京は特に家賃が高いため前者の比率が高くなりがちです。
特に新宿、渋谷などの主要駅は家賃相場が上がります。また、渋谷の2駅隣にある中目黒など、主要駅までアクセスのよいエリアも家賃相場が高い傾向です。立地だけでなく、周りの商業施設、建物の築年数、部屋の広さ、階数などの条件もよいと家賃が上がります。車を所有している場合は、家賃の他に月極駐車場料金(平均30,871円)がかかるのも計算に入れましょう。一人暮らしの生活費の中で家賃が最も高い費目なので、お部屋探しは慎重に検討するのがおすすめです。
契約時には、「敷金家賃・礼金・前家賃・仲介手数料・火災保険料」の費用がかかることもご注意ください。
上記はあくまでも目安。物件・契約条件によって異なりますので事前にご確認ください。
この他にも引越し代、家電・家具の購入費用などもかかるため、東京で一人暮らしをはじめる前にしっかり貯金をしておいた方が良いといえます。
一人暮らしにかかる光熱費
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電気
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ガス
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水道代
総務省統計局の家計調査によれば、
2020年の一人暮らし世帯の光熱費(光熱・水道)の
月額平均は11,686円となっております。
夏と冬は冷暖房器具を使うため、電気料金が高くなりやすいです。
入居予定の物件が都市ガスではなく、プロパンガスの場合は、ガス代が高い傾向です。冬場は、お風呂に入る時間が長くなったり、ガスストーブを使ったりするため高くなりやすいので要注意です。
水道代は季節で金額が増減するというよりも、お風呂に入る回数など個人の習慣が大きく関係してきます。電気代・ガス代と違い、水道代は2カ月に一度の請求ですので、初めて一人暮らしをはじめる方はお気を付けください。
一人暮らしの費用実例

家賃 | 約65,000円~80,000円 | 食費 | 約38,000円 |
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水道光熱費 | 約12,000円 | 保険・医療費 | 約7,000円 |
情報通信関係費 | 約9.000円 | 教養娯楽費 | 約15,000円 |
交際費 | 約15,000円 | 家具・家事用品 | 約5,000円 |
衣料品 | 約4,000円 | その他雑費 | 約30,000円 |
総合計 | 約200,000円~約215,000円 |

家賃 | 約42,000円 | 食費 | 約31,000円 |
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水道光熱費 | 約11,000円 | 保険・医療費 | 約6,800円 |
交通・通信 | 約11,000円 | 教養娯楽費 | 約10,000円 |
家具・家事用品 | 約4,000円 | 衣類及び履物 | 約2,800円 |
その他雑費 | 約20,000円 | ||
総合計 | 約138,600円 |
一人暮らしにオススメの間取り
初めての一人暮らしでは、どの間取りの部屋を選ぶべきかイメージがわかないという方も多いでしょう。間取りは家賃や生活のしやすさを左右する物件探しの重要な要素です。間取りによって自宅での過ごし方が大きく変わると言っても過言ではありません。 今回は一人暮らしで選ばれやすい4つの間取りの特徴やその選び方をご紹介します。これらをもとに、自分のライフスタイルや考えに合った間取り選びができるでしょう。
一人暮らし用の際は、1R(ワンルーム)、1K(ワンケー)、1DK(ワンディーケー)、1LDK(ワンエルディーケー)の4つ間取りのいずれかの部屋を選ぶことが多いです。間取りによって広さや家賃が異なることは想像できても、具体的にどこがどう違うのか分からないという方もいるかもしれません。そこで、それぞれの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
1R(ワンルーム) | |
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1Rとは、居室全体が1つの空間になっている物件を指します。バス・トイレを除く全ての空間が扉で仕切られておらず、開放感のある造りになっているのが特徴です。コンロが1つであったり、バス・トイレはユニットバスであったりする物件も多いでしょう。 1Rの物件では、ロフト付き物件を見かけることも多いかと思います。ロフトとは屋根裏のような中二階のような空間で、主に収納スペースとして使うことができます。広さによっては、寝室代わりに使ったり、趣味の空間として使ったりもできるでしょう。 ただし、ロフト部分は熱や湿気がこもりやすいという特徴があるので要注意です。サーキュレーターを用いて上手く空気を循環させると良いでしょう。 |
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メリット | デメリット |
メリットは、その家賃の安さ。欲しいものにすぐに手が届くことや掃除面積が限定的であることもメリットとして挙げられます。自宅ではとにかくのんびりしたい、あまり動きたくない、という人に向いているとも言えるでしょう。 | デメリットは、料理をした匂いが居室全体に充満して、衣類や寝具に匂いが移る可能性があること。仕切りがない分、エアコンの効きが悪くなる点もデメリットと言えるでしょう。内見時は広く感じた場合も、生活に必要な全ての家財を同一空間に置いてみると、狭く感じることもあります。 |
1K(ワンケー) | |
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Kはキッチン(台所)を意味します。つまり1Kとは、居室1部屋に居室と扉で仕切られているキッチンがついた間取りのことを指します。一般的に玄関を開けてすぐのところがキッチンスペースとなっている物件が多く、そこまでの広さを確保できない物件の方が多いでしょう。 | |
メリット | デメリット |
メリットは、キッチンと居室が仕切られているため、料理の匂いが気にならないことです。また、仕切りがあることで不意の訪問者や宅配業者の訪問があった場合などに、覗き見をされても居室内まで見られることを防ぐことができます。 | デメリットは、キッチンの部分が夏は暑く、冬は寒くなりやすいことです。居室と仕切られていることで、キッチンにはエアコンの風が届きません。1Kの賃貸物件の場合は、キッチンに窓が付いているケースも限定的と言えるのでご注意ください。 |
1DK(ワンディーケー) | |
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DKは、ダイニング(食堂)とキッチンのことです。つまり1DKとは、居室1部屋にダイニングとキッチンのスペースがついた間取りのことを指します。キッチンスペースは1Kの場合よりも広いことが多く、料理もしやすいでしょう。 |
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メリット | デメリット |
メリットは、食事の空間をそれ以外の生活空間と分けられることです。キッチンで作った料理をその都度居室に運ぶ手間もなく、服や寝具に匂いがつく心配もありません。 | デメリットは、一般的な1DKタイプの物件はDK部分の奥が居室となっているため、物を置きすぎると通行に支障が出るといった点が挙げられます。つまり、余程広いDKスペースがない限りは、1人用、もしくは小さめのダイニングセットを置く程度に留める必要があります。特に、物件全体が縦長の間取りになっている場合はご注意ください。 |
1LDK(ワンエルディーケー) | |
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LDKは、DKにリビングが加わったものです。つまり1LDKとは、居室1部屋にダイニングキッチンとリビングがついた間取りを指します。基本的にLDKには仕切りがなく、1つの広い空間になっていることが多いです。 | |
メリット | デメリット |
メリットは、ゆとりある空間を目的ごとに分けて生活ができる点です。DKを食事スペース、Lをリラックススペース、居室を寝室専用スペースのように分ければ、友人も招きやすいでしょう。また、大きめの家電を設置することも可能ですので余裕を持ったレイアウトが組めます。 | デメリットは、なんといっても家賃が高いことです。1Kなど他の選択肢に比べて専有面積が広いことに加え、キッチンを含めた設備が整っていることは大きなメリットである反面、家賃のことだけを考えればデメリットとも言えます。空間が広いため、そのぶん光熱費も高くなる可能性が大きいです。 |
一人暮らしをするときに選ばれやすい間取りは、主に1R、1K、1DK、1LDKの4つです。これらはそれぞれ、メリット・デメリットや家賃相場が異なることから、一概にどれが良いと断定することは難しいでしょう。
空間の分け方によって、生活のしやすさや快適さは異なります。よって一人暮らしの間取りは、各間取りの違いを理解しつつ、自分のライフスタイルや重視するポイントに合うものを選ぶのがおすすめです。
一人暮らしに必要なものリスト
初めて一人暮らしをする際には、万人に絶対必要な家具・家電と、人によって使うかどうかが分かれるものがあります。
また引っ越し初日から必要なものと、生活が落ち着いてから徐々に買い足していけばよいものがあります。今回は各項目ごとに必要なものをご紹介します。
一人暮らしに絶対必要なものリスト
家具 | ベッド/布団・カーテン・テーブル |
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家電 | 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・エアコン・照明・コンロ |
キッチン用品 | 食器/箸/スプーンなどのカトラリー類・鍋/やかん/フライパン・まな板/包丁/キッチンばさみ |
バス・トイレ用品 | トイレットペーパー・フェイスタオル・バスタオル・シャンプー・ボディソープ・歯ブラシ・歯磨き粉 |
洗濯・掃除用品 | 洗濯ばさみ・物干し・アイロン・アイロン台・キッチン用洗剤・スポンジ・トイレ掃除グッズ・ゴミ箱・ゴミ袋・床クリーナー/ほうき |
その他 | 常備薬 |
男性の身だしなみ用品 | シェーバー・消臭グッズ |
女性の身だしなみ用品 | ドライヤー・ヘアアイロン・化粧品・鏡・生理用品・洗濯ネット |
人により便利なものリスト
家具・家電・その他日用品など | テレビ・掃除機・炊飯器・ソファ・自転車 |
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引越し当日から必要なものリスト
家具・家電・その他日用品など | 印鑑・筆記用具・荷ほどき用グッズ・充電器・歯ブラシ・歯磨き粉・トイレットペーパー・タオル・着替え・冷暖房器具・カーテン・寝具 |
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徐々に買い足せばよいものリスト
家具・家電・その他日用品など | 食器・洗濯機・大型家具・キッチン用品・バス・トイレ用品・収納ボックス・衣装ケース・時計・ベッド |
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一人暮らしにオススメ洗濯機
コンパクトサイズながら優れた洗浄力を発揮する、一人暮らし向けの「洗濯機」。洗濯機には縦型とドラム式の2種類があり、それぞれ価格や機能性が異なります。ご自身のライフスタイルにあったものを購入するためには、製品ごとの特徴を把握しておくことが大切です。
今回は、一人暮らし向けの縦型洗濯機とドラム式洗濯機の特徴や選び方を解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
縦型洗濯機 | |
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縦型洗濯機は、洗濯槽の底にあるパルセーターを回転させることで、攪拌水流を生み出します。 乾燥機能はヒーター乾燥方式が主流です。またドラム式洗濯機と比較して、省スペースで設置しやすいのも特徴のひとつです。 ランドリールームを圧迫せず、快適に使用できます。さらに、容量の小さなモデルから大容量モデルまで、ラインナップが豊富なのもポイントです。初めて一人暮らしをする方でもライフスタイルに合った製品を見つけられます。 | |
メリット | デメリット |
メリットは、たくさんの水で衣類同士を擦りながら洗浄するため、固形汚れを落としやすい点です。ドラム式洗濯機よりもシンプルな機能性の製品が多く、リーズナブルな価格を実現しています。ドラム式洗濯機よりも省スペースで設置しやすいのも利点です。 | デメリットは、水を多く使うため、節水性があまり高くない点が挙げられます。ヒーター乾燥方式はパワフルな温風で衣類をスピーディーに乾かせますが、衣類が傷みやすい点にはご注意ください。 |
ドラム式洗濯機 | |
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ドラム式洗濯機は、ななめに配置したドラムを回転させるのが特徴です。 高濃度の洗剤液を衣類に振りかけながら、たたき洗いともみ洗いを組み合わせて汚れを落とします。 ドラム式洗濯機は本体サイズが大きいことも特徴のひとつです。 また乾燥機付きのものの場合、夜間に洗濯をすることができるので一人暮らしで日中に洗濯を干すことができない方におすすめです。 | |
メリット | デメリット |
メリットは、ドラム式洗濯機の洗浄方法では皮脂汚れや黄ばみなどの頑固な汚れが落としやすい点が挙げられます。 また縦型洗濯機よりも使用する水の量が少ないので、節水効果が期待できます。ヒートポンプ式の乾燥機能を搭載した製品は効率よく熱交換するため、電気代を抑えられるのも魅力です。 | デメリットは、メーカーや製品によって異なりますが、一般的には縦型洗濯機と比べて価格が高い点です。 またドラム式洗濯機の方が設置場所を要するので、あらかじめスペースがあるか確認する必要があります。 |
一人暮らしにオススメ冷蔵庫
- サイズ
- 機能性
- デザイン
初めて一人暮らしを始める際に、自炊や外食を問わず必要になる家電が冷蔵庫です。一切自炊をしない方でも、夏場は飲み物を冷やしておくためになくてはならない家電です。
ご自身のライフスタイルにあったものを購入するためには、製品ごとの特徴を把握しておくことが大切です。
また初めての一人暮らしにワクワクしている方の中には、冷蔵庫もスタイリッシュなデザインのものを設置してインテリアにこだわりたいといった方もいらっしゃるかと思います。
今回は、自炊の有無など一人暮らし向けの生活にあった冷蔵庫の特徴や選び方を解説しますので、ぜひチェックしてみてください。

一人暮らしの方の冷蔵庫は、100L以上の容量のモデルを選ぶと安心です。なかでも自炊をする方は、野菜や調味料、作り置きなども入れることを加味すると、150~250Lの大きめの冷蔵庫がおすすめです。また、自炊はせず冷凍食品をよく食べるという方でも、130~150Lであれば買い置きが可能です。なお、100L以下の小さい冷蔵庫は買い置きなどには不向きなので、飲み物だけを入れたり、毎日こまめに買い物へ行ったりする方には最適です。
また購入の際には、事前に部屋の設置スペースと搬入経路が、冷蔵庫の大きさ以上のスペースであることを確認するのを忘れないようにお気を付けください。一人暮らしの部屋は設置可能スペースが限られている場合が多いので、まずはサイズ的に置けるかどうかの確認が必須です。
次に部屋の扉の幅や、自分の部屋までの通路、階段なども要チェックです。なお、設置場所の寸法を測定するときは、本体の幅・高さ・奥行に加えて、放熱スペースも考慮しましょう。

「耐熱天板」を備えた冷蔵庫の場合、上に電子レンジをのせることができるので、一人暮らしの限られたスペースを無駄なく使えます。
ただし、本体外側が100度以上の高い熱をもつトースターなどの製品は、耐熱天板でも直置きは危険ですので事前にご確認ください。
冷蔵庫の冷却方式は、庫内に設置した冷却機で直接冷やす「直冷式」と、本体の奥に設置した冷却機の冷気をファンで庫内におくる「間冷式(ファン式)」の2種類があります。
直冷式は、しっかりと冷やすことができる一方、庫内に霜が付いてしまうので定期的なお手入れが必要となります。一方、間冷式は自動霜取り機を搭載しているので、お手入れが少なくてラクチンなのが魅力です。
間冷式の冷蔵庫の場合、庫内の空気循環や霜取りのためにファンを回すので、そのぶん音が発生します。特にワンルームの部屋ですと、寝ているときにも冷蔵庫が動作音を発しストレスを感じることがあるため、なるべく静音性の高い冷蔵庫がおすすめです。

一人暮らし向けの冷蔵庫には高級感のあるデザインからレトロ調のデザインまで、様々なタイプが発売されています。なかでも、扉にガラスデザインを採用したモデルはスタイリッシュな外観に加えて、汚れが付いても拭き取り掃除しやすいのが魅力的です。 小型冷蔵庫のカラーは、定番の白や黒、シルバーなどシンプルな色が中心となっています。モデルによってはブラウン系やシャンパンカラーなども発売されており、部屋のインテリアや雰囲気に合わせて選ぶことが可能ですので、オシャレにこだわりたい方はぜひご検討ください。