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近年、英語学習の拠点として注目を集めるフィリピン留学。しかし、いざ留学を決意しても「どのビザを取得すればいいの?」「手続きは複雑?」「費用はどのくらい?」といった疑問で立ち止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
フィリピン留学では、留学期間や目的によって必要なビザが異なり、特にSSP(Special Study Permit)は語学学習において必須の許可証です。本記事では、観光ビザ、学生ビザ、SSPの違いから申請方法、費用まで、フィリピン留学に必要なビザ情報を分かりやすく解説します。適切なビザ選択で、安心して充実した留学生活をスタートさせましょう!
- フィリピン留学で使用するビザの種類
- ビザなしでの入国方法
- 観光ビザ・学生ビザの違い
- SSPとは
- ビザ関連費用
- ビザの申請方法
フィリピン留学に必要なビザの種類とは?

フィリピン留学を計画している方にとって、どのビザを選択すべきかは最初に直面する重要な判断です。フィリピンで語学を学ぶ際に使用する主要なビザは「観光ビザ」「学生ビザ」「SSP(Special Study Permit)」の3つがあります。
これらのビザを選択する際は、「留学期間」「学習目的」「費用」の3つの観点から検討することが重要です。まず留学期間については、30日以内の短期留学なら観光ビザ、1ヶ月以上の語学留学なら観光ビザの延長が必要になります。学習目的では、語学学習が目的ならSSPが必須で、正規の学位取得を目指すなら学生ビザが必要です。費用面では、短期間ならビザなし入国が最も経済的ですが、延長手続きの費用も考慮する必要があります。
| ビザの種類 | 適用期間 | 主な用途 | 概算費用 | おすすめ留学スタイル |
|---|---|---|---|---|
| ビザなし入国 | 30日まで | 短期留学・語学体験 | 0円 | 1ヶ月以内の体験留学 |
| 観光ビザ+SSP | 1ヶ月以上 | 語学留学 | 約3万円 | 1ヶ月以上の語学集中留学 |
| 学生ビザ | 1年以上 | 正規留学 | 約5万円~ | 学位取得・長期専門留学 |
観光ビザ(Tourist Visa)
観光ビザは、フィリピンに観光目的で入国する際に使用される最も一般的なビザです。日本人の場合、事前申請により最大59日間(約4,000円)の滞在が可能で、それ以降は30日ごとに延長が必要になります。
30日以上の留学を検討している方にとって重要なのは、観光ビザでの語学学習には必ずSSPとの併用が必須であることです。観光ビザは入国許可であり、学習許可ではないため、語学学校で勉強するためには別途SSPを取得しなければなりません。
延長手続きについては、1回目の延長で約8,000円、2回目以降は約6,000円の費用がかかります。延長手続きは現地のイミグレーションオフィスで行う必要があり、書類準備や待ち時間を含めて半日程度の時間を要します。
費用対効果の観点から考えると、2ヶ月以上の留学を予定している場合は、延長費用と手続きの煩雑さを考慮して計画を立てることが重要です。特に3ヶ月以上の留学では、延長費用だけで約14,000円かかるため、最初から長期滞在を想定した計画を立てることをおすすめします。
学生ビザ(Student Visa)
学生ビザは、フィリピンの認定教育機関で正規の教育を受ける外国人に発給されるビザです。しかし、語学留学生は原則として学生ビザの対象外となっており、大学や専門学校での学位取得を目的とした留学生が主な対象となります。

6ヶ月以上の本格的な学位取得留学を検討している方は、学生ビザの取得要件を満たす必要があります。具体的な取得要件には、認定教育機関からの入学許可証、学費支払い証明書、財政能力証明書、健康診断書などが含まれます。申請プロセスは複雑で、必要書類の準備から承認まで1~2ヶ月程度の期間を要します。
語学学校での英語学習は、フィリピンの教育制度では正規教育として認められていないため、語学留学目的では学生ビザを取得することができません。このため、語学留学を計画している方は、観光ビザとSSPの組み合わせで対応することになります。
ただし、大学付属の語学プログラムで、かつ大学の正規課程への進学を前提としたプログラムの場合は、学生ビザの対象となる可能性があります。このような特殊なケースでは、事前に大学や専門のビザコンサルタントや留学エージェントに相談することをおすすめします。
どのビザを使うべきか詳しく知りたい方は、こちらのリンクからお気軽にご相談ください。
【ビザなし入国】30日以内の短期留学ならどうする?
1ヶ月以内の短期留学を検討している方にとって、フィリピンのビザなし入国制度は非常に魅力的な選択肢です。この制度を活用することで、事前のビザ申請手続きを省略し、費用を最小限に抑えながら手続きを簡素化することができます。
日本人は特別な事前手続きなしに30日間の滞在が認められているため、短期留学の場合はこの制度を最大限に活用することが可能です。ただし、語学学習が目的の場合は、滞在期間に関係なくSSPの取得が必要になることは忘れてはいけません。
短期留学でビザなし入国を利用する最大のメリットは、時間と費用の節約です。観光ビザの事前申請には時間と手数料がかかりますが、ビザなし入国なら出発前の準備を大幅に簡素化できます。また、30日以内に確実に帰国する予定であれば、延長手続きの心配もありません。
一方で注意点もあります。30日を1日でも超過すると不法滞在となり、罰金や入国拒否のリスクが生じます。また、往復航空券の予約確認書や滞在費用の証明など、入国時に求められる書類の準備も必要です。これらの条件をクリアした上で計画を立てることが重要です。
日本人はビザなしで30日滞在可能
日本人のビザなし入国制度では、観光目的での30日間の滞在が認められています。この制度を利用する際は、入国審査で往復航空券の提示と滞在費用の証明が求められるため、事前の準備が重要です。
短期留学でも確実に入国したい方は、以下の書類を準備しておく必要があります。まず、往復航空券の予約確認書または実際の航空券が必須です。片道航空券のみでは入国を拒否される可能性が高いため、必ず復路の航空券も予約しておきましょう。次に、滞在費用を証明する書類として、銀行残高証明書やクレジットカードの利用可能額証明書を用意します。
| 必要書類 | 詳細 | 注意点 |
|---|---|---|
| 往復航空券 | 30日以内の復路便予約証明 | 片道チケットは入国拒否リスク有 |
| 滞在費証明 | 銀行残高証明書 | 1日1万円程度の資金力証明 |
| パスポート | 残存期間6ヶ月以上 | 査証欄の空白ページも必要 |
| 宿泊先証明 | ホテル予約確認書・メール | 語学学校の寮予約も可 |
パスポートの残存有効期間は6ヶ月以上必要で、査証欄に十分な空白ページがあることも確認してください。また、宿泊先の証明として、ホテルの予約確認書や語学学校の寮の予約証明書も準備しておくと安心です。
入国審査では、滞在目的について質問される場合があります。語学留学が目的であることを正直に伝え、SSPを取得する予定であることも併せて説明すると、審査官の理解を得やすくなります。英語での簡単な説明ができるよう、事前に準備しておくことをおすすめします。
現地で滞在延長するには?(Visa Extension)
30日を超えて滞在したくなった場合の選択肢として、現地でのビザ延長手続きがあります。延長手続きは各地のイミグレーションオフィスで行うことができ、1回の延長で最大29日間の滞在延長が可能です。
延長手続きに必要な書類は、パスポート、延長申請書(ACR I-Card Application Form)、証明写真2枚、延長費用です。
手続き場所は主要都市のイミグレーションオフィスで、マニラ、セブ、ダバオなどにあります。所要時間は書類に不備がなければ半日程度ですが、混雑状況によっては1日かかる場合もあります。
延長費用は延長回数によって異なります。1回目の延長(29日間)で約4,000円、2回目の延長(30日間)で約8,000円、3回目以降は約6,000円となっています。これらの費用に加えて、ACR I-Card(59日超滞在時に必要な外国人登録証)の発行手数料として約7,000円が別途必要になります。
延長vs帰国再入国の費用比較を行うと、2ヶ月程度の延長であれば現地延長の方が経済的です。しかし、3ヶ月以上の延長を考えている場合は、一度帰国して再入国する方が費用面でメリットがある場合もあります。往復航空券の費用と延長費用を比較して、最適な選択をすることが重要です。
語学留学の期間やビザについて悩んでいる方、こちらから一度ご相談ください!
SSP取得:語学学校で学ぶなら必須!
語学学校で学ぶ全ての方にとって、SSP(Special Study Permit)の取得は避けて通れない法的義務です。これは滞在期間や学習期間に関係なく、フィリピン国内で語学を学ぶ限り必要な許可証です。入学手続きと同時にSSPの取得を進める必要があります。
SSPなしで語学学習を行った場合の法的リスクは深刻です。発覚した場合の罰金は最大約15万円に加えて、強制送還処分を受ける可能性があります。さらに、今後のフィリピン入国が拒否される可能性もあるため、短期間の学習であっても必ず取得しなければなりません。
多くの語学学校では、学生の利便性を考慮してSSP取得の代行サービスを提供しています。代行手数料は約3,000~6,000円ですが、書類準備や申請手続きの手間を省くことができるため、多くの留学生が利用しています。ただし、代行サービスを利用する場合でも、申請状況や取得時期について定期的に確認することが重要です。
SSPの取得は留学準備の最優先事項の一つです。語学学校選びの際も、SSP取得サポートが充実している学校を選ぶことで、スムーズな留学生活のスタートを切ることができます。取得には1~2週間程度の時間が必要なため、余裕を持った計画を立てることをおすすめします。
SSPとは何か?観光ビザとの違い
ビザとSSPの違いがよく分からない方のために、これらの役割と必要性について明確に説明します。

観光ビザは「入国許可」であり、SSPは「学習許可証という全く異なる性質の許可証です。
フィリピンで語学を学ぶためには、両方の許可が必要になります。
観光ビザまたはビザなし入国によってフィリピンに入国する権利を得ることができますが、これだけでは教育を受ける権利は得られません。SSPは、外国人がフィリピン国内で教育を受けることを許可する特別な許可証で、教育省(DepEd)が発行します。
| 種類 | 発行機関 | 目的 | 有効期限 | 必要な場面 |
|---|---|---|---|---|
| 観光ビザ | 外務省・イミグレーション | 入国・滞在許可 | 30日 | フィリピン国際 |
| SSP | 教育省(DepEd) | 学習許可 | 6ヶ月 | 語学学校で学習時 |
両方が必要な理由は、フィリピンの法制度において入国管理と教育管理が分離されているからです。観光目的で入国した外国人が教育を受ける場合は、追加で教育を受ける許可を得る必要があるのです。この仕組みにより、外国人の学習活動が適切に管理され、教育の質が保たれています。
取得順序については、まず入国(ビザなし入国または観光ビザ)を行い、その後にSSPを申請するのが一般的です。ただし、語学学校によっては事前にSSP申請書類を準備し、到着後すぐに申請手続きを開始できるようサポートしている場合もあります。効率的な取得のためには、事前に語学学校と相談し、必要書類の準備を進めておくことが重要です。
SSPの申請方法と費用
SSPの申請には「個人申請」と「学校代行」の2つの選択肢があります。手続きを任せて勉強に集中したい方には学校代行、費用を抑えたい方には個人申請がそれぞれ適しています。
個人申請
申請費用は約15,000円です。

必要書類には、パスポート原本とコピー、証明写真、申請書(学校で入手可能)、入学許可証または在学証明書が含まれます。
申請先は各地域の教育省(DepEd)オフィスで、手続き期間は通常1~2週間程度です。
学校代行
申請費用に加えて代行手数料として3,000~6,000円が必要になります。しかし、書類準備のサポート、申請手続きの代行、進捗状況の報告など、包括的なサービスを受けることができます。特に初回留学の方や、フィリピンの手続きに不安がある方には、学校代行をおすすめします。
| 申請方法 | 総費用 | メリット | デメリット | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| 個人申請 | 約15,000円 | 費用が安い | 手続きが複雑 | 費用重視・経験者 |
| 学校代行 | 約20,000円 | 手続きが簡単 | 費用が高い | 初回留学・安心重視 |
申請書類の準備では、特に証明写真の規格に注意が必要です。フィリピンの公式書類用写真は2×2インチ(約5×5cm)で、背景は白色、正面向きの写真が必要です。日本で撮影する場合は、事前に規格を確認してから撮影することをおすすめします。
手続き期間の1~2週間は、書類に不備がない場合の標準的な期間です。繁忙期や書類不備がある場合は、さらに時間がかかる可能性があります。語学学校の開始日に間に合わせるためには、余裕を持ったスケジュールで申請を行うことが重要です。
【学生ビザ】長期留学を希望する人向け

6ヶ月以上の長期留学を検討している方の中でも、特に正規の学位取得や専門的な技能習得を目指す場合には、学生ビザの取得が必要になります。ただし、語学留学では基本的に学生ビザは不要であり、SSPでの対応が原則となっています。
学生ビザが必要になるケースは限定的です。大学や大学院での学位取得、専門学校での技術習得、研究活動を伴う長期プログラムなどが該当します。これらのプログラムでは、フィリピンの教育省が認定した正規の教育機関での学習が前提となり、修了時には正式な学位や資格が授与されます。
学生ビザ取得の判断基準は、学習内容と期間、そして取得予定の資格によって決まります。単純な語学力向上が目的であれば、期間に関係なくSSPでの対応となります。しかし、大学の正規課程への進学や、専門的な資格取得を目指す場合は、学生ビザが必要になります。
どのような場合に学生ビザが必要になるかを事前に確認するには、進学予定の教育機関に直接問い合わせることが最も確実です。また、フィリピンの教育省(DepEd)や高等教育委員会(CHED)の認定を受けた機関かどうかも重要な判断材料となります。
学生ビザの基本情報と注意点
正規の学位取得を目指す方にとって、学生ビザの取得条件と申請方法を理解することは重要です。

学生ビザの取得には、認定教育機関への入学が前提となり、入学許可証、学費支払い証明書、財政能力証明書、健康診断書などの書類が必要になります。
取得条件の詳細として、まず入学する教育機関がフィリピン政府の認定を受けていることが必須です。次に、学費を含む滞在費用を賄える十分な財政能力を証明する必要があります。一般的には、年間学費の1.5倍程度の資金証明が求められます。また、健康診断書については、指定された医療機関での検査結果が必要になります。
申請期間は書類準備から承認まで1~2ヶ月程度を要します。この期間には、書類の翻訳・認証手続き、大使館での面接、審査期間が含まれます。特に9月入学や1月入学のシーズンでは申請が集中するため、さらに時間がかかる可能性があります。
| 必要書類 | 詳細 | 準備期間 |
|---|---|---|
| 入学許可証 | 認定教育機関発行 | 1~2ヶ月 |
| 学費支払証明 | 銀行送金証明 | 1週間 |
| 財政能力証明 | 銀行残高証明書 | 1週間 |
| 健康診断書 | 指定医療機関発行 | 2週間 |
| 無犯罪証明書 | 警察署発行 | 2~3週間 |
費用については、申請手数料、書類認証費用、翻訳費用などを含めて総額50,000~100,000円程度が必要になります。これらの費用は学費とは別途必要な経費として、留学予算に含めておく必要があります。
申請時の注意点として、すべての書類は英語またはフィリピン語での提出が必要です。日本語の書類については、認定翻訳機関での翻訳と、外務省での認証手続きが必要になります。これらの手続きには時間と費用がかかるため、早めの準備を心がけることが重要です。
ビザにかかる費用まとめ
留学費用を正確に把握したい方のために、フィリピン留学で必要となる各種ビザ・許可証の費用を詳しく整理します。留学期間と目的によって必要な費用が大きく異なるため、事前の予算計画が重要です。
基本的な費用構造として、すべての語学留学生に共通して必要なのがSSP費用の約15,000円です。これに加えて、滞在期間に応じてビザ延長費用または観光ビザ取得費用が必要になります。30日以内の短期留学であればビザなし入国で費用を抑制できますが、それを超える場合は追加費用が発生します。
以下の費用シミュレーションは、語学学校での代行手数料を含んだ実際的な金額で算出しています。個人で申請する場合は、それぞれ3,000~6,000円程度の節約が可能ですが、手続きの手間と時間を考慮する必要があります。
| 留学期間 | SSP取得費用 | ビザ費用 | ACR I-Card | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 1ヶ月 | 約20,000円(代行込み) | 0円(ビザなし入国) | ― | 約20,000円 |
| 3ヶ月 | 約20,000円(代行込み) | 延長1回目:約4,000円 延長2回目:約8,000円 |
約7,000円 | 約39,000円 |
| 6ヶ月 | 約20,000円(代行込み) | 延長5回分:約30,000円 | 約7,000円 | 約57,000円 |
最もコストパフォーマンスの良い選択肢として、1ヶ月以内の留学では間違いなくビザなし入国が最適です。3ヶ月留学では現地での延長手続きが経済的で、6ヶ月留学の場合は事前に観光ビザを取得してから渡航する方が、手続きの回数を減らせて結果的に効率的です。
追加で考慮すべき費用として、書類取得費用があります。パスポート用写真代、各種証明書の英訳費用、書類認証費用なども留学準備費用として計上しておく必要があります。これらの費用を含めると、実際の準備費用は上記金額に5000~10,000円を加算した金額になります。
詳しい費用やシミュレーションを知りたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)

SSPは毎回の留学で必要?
SSPの取得ルールが分かりづらいという方がいるかもしれません。特に、リピート留学を検討している方にとっては、明確にしておきたい項目です。ここでは、SSPに関するよくある質問をQ&A形式でまとめているので、ぜひ参考にしてください。

SSPは毎回の留学で必要?

SSPの有効期間(6ヶ月)内であれば再取得は不要ですが、期間を過ぎた場合は新たに取得が必要です。SSPの有効期間は発行日から6ヶ月間で、この期間内であれば複数回のフィリピン出入国が可能です。つまり、初回留学でSSPを取得してから6ヶ月以内に再度留学する場合は、新たなSSP取得は不要です。

ということは、2回目の留学はSSPに有効期限内にした方がお得だね!

はい!有効期間内の再留学での節約効果は大きく、SSP取得費用約15,000円を節約できます。例えば、3ヶ月の留学を行った後、2ヶ月後に再度2ヶ月の留学を行う場合、初回のSSPが有効期間内であれば追加取得は不要です。

なるほど!他に何か注意しなきゃいけないことはある?

有効期間を1日でも過ぎた場合は、新たにSSPを取得する必要があります。有効期間の管理は自己責任となるため、再留学を計画している方は、前回のSSP取得日と有効期限を正確に記録しておくことが重要です。また、語学学校によってはSSPの有効期限確認を入学手続きの一環として行っているため、前回の留学資料を保管しておきましょう。
費用を効率的に管理するためには、留学計画の段階でSSPの有効期間を考慮したスケジュールを組むことが有効です。6ヶ月以内に複数回の短期留学を計画している場合は、SSP費用を最初の留学でのみ計上し、後続の留学では節約分を他の費用に回すことができます。
まとめ|フィリピン留学ビザは学校との連携がカギ!
フィリピン留学を成功させるためには、適切なビザ選択と語学学校との効果的な連携が不可欠です。
留学期間と予算の確定
希望する留学期間を明確にし、ビザ関連費用を含む総予算を計算しましょう。本記事の費用シミュレーションなどを参考に、現実的な予算計画を立ててください。
1ヶ月以内の短期留学では「ビザなし入国+SSP」が最も効率的です。手続きが簡素で費用も約2万円に抑えられます。1~3ヶ月の中期留学では「事前観光ビザ取得+SSP」または「ビザなし入国+現地延長+SSP」を費用と手続きの負担で比較検討します。6ヶ月以上の長期留学では「観光ビザ+複数回延長+SSP」が基本パターンとなり、総費用約6万円を予算に組み込む必要があります。
信頼できる語学学校の選定
SSP取得サポートが充実し、ビザ延長の代行サービスを提供している学校を選ぶことが重要です。学校選びの際は、代行サービスの実績、費用の透明性、アフターケアの充実度を重点的に確認してください。過去の学生レビューや成功率も重要な判断材料となります。
出発準備
必要書類の準備、航空券の予約、ビザ申請(必要な場合)を計画的に進めます。特に証明写真の規格確認、パスポートの残存期間確認、往復航空券の手配は出発前に必ず完了させる必要があります。
フィリピン留学の成功は、適切な事前準備と現地でのサポート体制によって決まります。ビザ手続きは複雑に見えますが、段階的に準備を進めることで、確実に必要な許可を取得できます。語学学校との連携を最大限に活用し、手続きの負担を最小限に抑えましょう。
ビザ手続きに関する不明点や変更があった場合は、積極的に相談することが重要です。経験豊富な学校であれば、個別の状況に応じた最適なアドバイスを提供してくれるはずです。準備段階での小さな疑問や不安も、遠慮なく学校スタッフに確認し、万全の体制で留学をスタートさせましょう。
まずはお気軽にご相談ください!
サポート経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。