留学手続き

ビザ・入国について|フィリピン留学に必要なビザ・書類手続きなど

フィリピン留学に必要なビザはなんでしょうか。留学する時は必ずビザを取らなきゃいけないの?他の国の留学ビザとの違いは?そもそもビザってなんだろう?
そんな留学にかかわるビザについて、詳しく説明していきます!

フィリピンの留学ビザとは

基本情報

ビザとは上述の通り、「渡航先の国の政府が発行する、入国を許可する証明書」のことです。
国によって発行基準や手数料などは様々です。
一般的に取得が必要なビザの種類としては、

  • 観光用
  • 留学用
  • ビジネス用
  • 就労用(ワーキングビザ)

の4種類があります。

それではフィリピン渡航に必要なビザには、どんな種類があるのでしょうか?
フィリピンには14種類のビザと5種類の特別許可証があります。
今回は留学としてフィリピンに渡航する方が必要となるビザについて、ご紹介致します!

学生ビザ

フィリピンの学生ビザ(学生査証)は、【9Fビザ】と呼ばれています。
フィリピンの教育機関で就学するためのものであり、 現地の教育機関の入学許可を取る必要があります。
しかしこれはあくまでフィリピンの国内にある大学や専門学校などに入学・就学するために必要なビザですので、語学留学生は対象ではありません。

観光ビザ

フィリピンの観光ビザ(観光査証)は、【9Aビザ】と呼ばれています。
これは、観光目的でフィリピンへの滞在期間が30日以上を予定している人が取得する必要のあるビザです。
1か月以上の語学留学を目的とする人対象なのですが、日本人はビジネス目的での滞在以外では該当せず、後述のFSC 90-13(30日間無査証短期滞在)の延長での対応となります。

・短期留学であれば、ビザ取得不要! FSC 90-13(30日間無査証短期滞在)
フィリピンは、30日以内の滞在であればビザ取得が不要です!
1か月未満の短期留学であれば手続きの必要がないので、留学準備が大幅に楽になりますね。
初めての留学でまずは1か月だけ、とお考えの方には、おススメの渡航先です!
1か月以上の留学を予定している場合は、後述のビザ項目をご確認ください。

申請方法

フィリピンの学生ビザの申請方法は大きく分けて二通りあります

  • 日本で申請:在日本フィリピン大使館での手続き(短期留学であれば不要)
  • フィリピンで申請:語学学校と通し、在フィリピン日本大使館で手続き

・フィリピン渡航後にもビザ取得が可能!
基本的には渡航する前に取得が必要なビザですが、フィリピンの場合、渡航後でもフィリピン現地にて取得をすることができます!
フィリピン到着後に留学期間を延長したいと思っても、対応ができるのです。
フィリピン留学を取り扱っている留学エージェントでは、ビザ申請の代行を行っているところもありますので、問い合わせてみるのも良いでしょう!

元々は1か月以内の短期滞在のつもりだったけど、フィリピンでの生活は想像より楽しい!もっとしっかり学びたいから、留学期間を伸ばしたい!と思うこともあるかと思います。その場合、FSC 90-13(30日間無査証短期滞在)の更新を現地ですることが出来ます!

フィリピンでの生活が自分に合うかまだ分からないから、まずは短期滞在で様子を見てから、長期留学へ移行するという方法も叶います!
SSPも一度更新すれば6か月はそのまま有効ですが、通学する語学学校を変更するとその都度申請が必要となるため、気を付けましょう!

ビザの申請に必要な書類は、以下の通りです。

  • パスポートの原本および写真ページのコピー1部
    パスポートの有効期限は、6ヶ月+滞在日数以上であるよう、注意しましょう。
  • オンラインビザアプリケーションシステム(OVAS)の作成
    申請者の署名が入った非移民ビザ申請用紙です。
  • パスポートサイズのカラー写真
    3カ月以内に撮影されたものであること。OVASにアップロードされる写真は、白もしくはオフホワイトの背景で、無表情、眼鏡/アクセサリーは外しましょう。
  • ビザ申請/発行に関わる同意書
  • 520円のレターパック
    お届け先の記入があるもの

SSPやACR I-CARDの申請にも、パスポートのコピーと写真が必要となります。

ビザ以外に必要な手続き書類

語学留学をする際は、上述のビザの他に、以下の特別な許可証も必要となります。

特別就学許可証 SSP(Special Study Permit)

フィリピン国内で就学するために必要な許可証です。語学学校への入学・就学をする方は必ず取得が必要で、6カ月ごとに更新が必要になります。

短期留学の場合でもSSPは必要です。
1か月以上の留学を予定している場合は、9Aビザ+SSPと覚えましょう!

出国許可証 ECC(Emigration Clearance Certificate)

フィリピン国内に6か月以上滞在した場合は、フィリピン出国の際に提示が必要な出国許可証です。6か月以上の語学留学を予定している場合、こちらの取得ができないと、空港にて出国拒否をされてしまいます。長期留学をご予定の方は、忘れずに取得しましょう!

外国人登録証 ACR I-CARD(Alien Certificate of Registration)

こちらは60日以上フィリピン国内に滞在する外国人に対し、フィリピン政府が発行を義務付けているものです。約2か月以上の滞在予定がある場合、申請が必要です。
SSP取得者はこのACR I-CARDも取得が必要ですので、留学生は必ず必要となります。

どれも、留学エージェントや留学先の語学学校が代行して申請してくれる場合が多いので、確認してみましょう!

フィリピンと他国の留学ビザについて

短期留学のビザ申請について

3カ月以内の短期留学の場合、フィリピン含む他の国では、ビザ申請が不要、もしくは観光ビザでの入国が可能な場合がほとんどです。
必要書類は、氏名、連絡先、住所、パスポート情報、クレジットカード情報などの一般的な身分証明に必要な物が多いです。
通過難易度は低く、比較的スムーズに申請、取得可能です。

長期留学のビザ申請について

3カ月以上の留学の場合、学生ビザもしくは観光ビザを取得する必要があります。
国によって必ず学生ビザの取得の必要があったり、語学留学の場合は観光ビザの取得が対象となったりと、様々です。
必要書類は国によって異なりますが、上述の個人情報等に加え、日本国内での緊急連絡先や銀行口座残高証明書、予防接種などの証明書と、必要なものが多くなります。
通過難易度は国や人によって様々です。最低でも必要書類を全て揃えることはもちろん、過去の滞在状況なども総合的に判断される場合もあります。

ビザの延長について

学生ビザは、アメリカなどの例外を除き、フィリピン含む他の主要英語留学先ではきちんと申請すれば、延長は可能です。
特にフィリピン留学でよくあるのが、最初は30日未満滞在予定でビザを取得せず渡航し、滞在中に延長を決めるというケースです。
語学学校で代理手続きも可能で比較的延長しやすいことから、よく見られます。
フィリピン留学中、もっとしっかりと学びたいと感じた時に、柔軟に対応できるのは嬉しいですね。
こうしたところも、フィリピン留学の人気の理由の一つとなっています。

滞在中に気を付けること

留学中のアルバイトについて

フィリピン留学中は、アルバイトなどの給料や報酬が発生する行為はできません。働く場合は就労ビザの取得が必要となります。留学中にアルバイトをすると、強制送還措置となります。注意しましょう。

留学中の一時帰国や他国への出国

留学中の一時帰国

留学中にどうしても一時帰国する必要がある場合、帰国することができます。ビザ申請などは語学学校が管理・代行しているので、事情を学校へ伝え、授業の調整含め手配をしてもらいましょう。

他国への出国

フィリピン滞在中に他の国へ訪問することも可能です。滞在期間が長い場合、学校の長期休暇中に近隣の国へ遊びに行きたくなることもあるでしょう。一度出国すると、フィリピンの滞在日数カウントが0日へ戻るので、ビザの申請や延長にかかる費用がかからない場合もあります。ビザ延長費用の節約の為に外国へ行く、というのは現実的ではありませんが、せっかくの留学中に他国でも楽しみたいという場合は、一石二鳥ですね

学内でも学外でも、学べる機会が豊富

フィリピンでは、学校での勉強以外にも学べる機会が多くあります。アルバイトなどの就労ができないので、あまり色々な経験ができないかもと思う人もいるかもしれません。実際は、課外活動も非常に豊富なのです!

学校主催のイベント

語学学校ごとにハロウィンやイースター、ダンスやアクティビティなどの企画をしています。普段は離すことのない留学生同士や学校スタッフと、イベントや趣味を通じて仲良くなったり、お互いの文化について話し合ったりする機会があります。学内の人間関係が良好であるほど、授業も円滑に進みやすくなります。時間に余裕がある場合は、積極的に参加しましょう。

課外ボランティア活動

フィリピンでは様々な課外活動やボランティアの機会があります。学校で受け付けているものもありますし、ウェブサイトなどで自分で申し込む場合もあります。
ゴミ拾いやスラム街やストリートチルドレンの現状について学んだり、孤児院や高齢者施設への訪問、日本語講師として日本語を教えるなど、留学をしているだけでは想像もつかない光景を目にしたり、知見を得ることができるでしょう。ボランティアスタッフや参加者の中にはフィリピン現地の人もいるので、ローカルとの交流もできます。

フィリピン留学のビザや入国についてご紹介しました。
避けることのできない公的な手続きです。しっかり事前に把握しておきましょう。
詳しい情報は、是非留学パートナーへお問合せください!

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