留学手続き

事前準備|フィリピン留学に必要な書類、必需品からあると便利なものまで

フィリピン留学が決まったら、いよいよ準備に入りますね!何が必要なの?なにを持っていくべき?事前に整理し、現地で困らないようにしましょう!

必要書類について

ビザ申請に必要な書類

  • パスポートの原本および写真ページのコピー1部
    パスポートの有効期限は、6ヶ月+滞在日数以上であるよう、注意しましょう。
  • オンラインビザアプリケーションシステム(OVAS)の作成
    申請者の署名が入った非移民ビザ申請用紙です。
  • パスポートサイズのカラー写真
    3カ月以内に撮影されたものであること。OVASにアップロードされる写真は、白もしくはオフホワイトの背景で、無表情、眼鏡/アクセサリーは外しましょう。
  • ビザ申請/発行に関わる同意書
  • 520円のレターパック
    お届け先の記入があるもの

SSPやACR I-CARDの申請にも、パスポートのコピーと写真が必要となります。

ビザ申請以外に必要な書類

語学留学をする際は、上述のビザの他に、以下の特別な許可証も必要となります。

特別就学許可証 SSP(Special Study Permit)

フィリピン国内で就学するために必要な許可証です。語学学校への入学・就学をする方は必ず取得が必要で、6カ月ごとに更新が必要になります。

短期留学の場合でもSSPは必要です。
1か月以上の留学を予定している場合は、9Aビザ+SSPと覚えましょう!

出国許可証 ECC(Emigration Clearance Certificate)

フィリピン国内に6か月以上滞在した場合は、フィリピン出国の際に提示が必要な出国許可証です。6か月以上の語学留学を予定している場合、こちらの取得ができないと、空港にて出国拒否をされてしまいます。長期留学をご予定の方は、忘れずに取得しましょう!

外国人登録証 ACR I-CARD(Alien Certificate of Registration)

こちらは60日以上フィリピン国内に滞在する外国人に対し、フィリピン政府が発行を義務付けているものです。約2か月以上の滞在予定がある場合、申請が必要です。
SSP取得者はこのACR I-CARDも取得が必要ですので、留学生は必ず必要となります。

どれも、留学エージェントや留学先の語学学校が代行して申請してくれる場合が多いので、確認してみましょう。

現地にて手配が必要な書類

現地ではどういった手配が必要なのでしょうか。

FSC 90-13(30日間無査証短期滞在)の場合、入国から30日までは手続きもなく、費用もかかりません。延長の回数ごとに費用がかかってきます。(1回目の延長は、3,500フィリピン・ペソ)

その他、

  • SSP
  • ECC
  • ACR I-CARD
  • 在留届

などが、フィリピン現地で手配が必要です。
これらの手配は入国管理局へ行かずに、まずは語学学校で代理手続きが可能です。

携帯電話・スマホについて

自分のスマホを持っていく場合

フィリピンで、滞在先や外出中にスマホや携帯を使いたい場合はどうすれば良いのでしょうか?
慣れない異国での留学中に困らないよう、事前に確認しましょう!

公共のWi-Fiスポットの利用

フィリピンの公共施設には、フリーWi-Fiスポットが多くあります。
例としては、以下のような場所が該当します。

  • 空港
  • ホテル
  • ショッピングモール
  • レストラン
  • カフェ
  • 地下鉄
  • 高速バス
  • 語学学校
  • 観光地

留学生が日常で利用する施設にはフリーWi-Fiスポットは多いので、困ることはないです。しかし公共のWi-Fiは速度が遅かったり、セキュリティが甘いことが懸念点でもあります。大事な個人情報を扱うサイトにアクセスする際は、フリーWi-Fiを利用するのは避けましょう。
常にWi-Fiを利用したい場合は、ポケットWi-Fiを契約するという方法もあります。
渡航前に日本でレンタルし、渡航先へ持って行きます。
到着後にすぐスマホが使えることや、複数人で使えることがメリットではありますが、
受け渡しの手間があったり、出先で使用するには充電を意識する必要もあります。

また、荷物がかさばりやすいことと、紛失に注意をすべきということも留意しておきましょう!

モバイルデータプランの選び方

更に手軽で便利な方法としては、

  • 日本国内携帯キャリアの国際ローミングプランの利用
  • 海外でも使える携帯のレンタルプランの利用

などもあります!
日本の大手携帯キャリアには、現在使っているスマホはそのままに、海外でも利用できるよう切り替えが出来るプランを用意しています。
そうしたプランに加入していれば、携帯キャリアへの連絡やスマホ上の手続きだけで、自分のスマホが海外でも使えるようになります。
海外利用適用プランには、通話とSMSのみのローミングと、データローミングの2種類があります。日本の携帯キャリアでの手配が安心という人は、覚えておきましょう!

フィリピン留学中のインターネットやモバイル接続には、色々な種類があることがわかりました。全てにメリットとデメリットがあることは分かりましたが、留学生にとっておススメのプランには、どんなものがあるのでしょうか??

フィリピン留学をする際は、「eSIM」の利用がおすすめです。
eSIMとは、従来の物理的なSIMカードとは異なり、端末(スマホ・タブレット等)の中に既に組み込まれているSIMのことです。正式にはEmbedded SIM(組み込み型SIM)と呼ばれています。

eSIMは既に端末内に組み込まれているため、従来のSIMカードのように物理的に差し込む必要がありません。そのためSIMカードの紛失や破損の心配がないのです。SIM情報を端末内にダウンロードし、通信プランをオンライン上で契約・設定するだけで利用ができるため、非常に便利なことから現在世界中で利用者が増加しています。帰国後は情報を削除するのみです。
設定も簡単で、渡航後すぐに利用できることも特徴です。
テザリングやデュアルSIM(1つの端末で、2つのネットワーク回線を利用すること)も可能です。
現在は使えるスマホが限られていることや、電話番号が使えないことなどがデメリットとしてありますが、今後は使えるスマホの種類も増えていくので、ますますeSIMの需要は増えていくでしょう!

eSIMサービスを選ぶ際は、以下に着目しましょう。

料金他の出費との兼ね合いも大事ですが、安さだけにフォーカスすると通信速度やデータ容量などが自分の使用量と合わない場合もあります。しっかりバランスを考えましょう!
通信容量動画ストリーミングや大量のデータのダウンロードなどをする場合は、利用額は高くなりますが、容量無制限プランが良いでしょう。SNS利用程度のミニマムな使い方であれば、上限のあるプランがおススメです。
口コミトラブル対応サポートや実際に利用した感覚など、口コミからはリアルな情報が得られます。意見は積極的に取り入れましょう!

フィリピンでeSIMを使う場合、「eSIM Mart」がおススメです!
eSIM Martは旅行用eSIM販売サイトで、世界中200ヵ国以上の国やエリアを対象にしたeSIM、さらに自社商品を入れて136社以上のキャリアを取り扱っています。そのためプランが非常に豊富であり、留学期間や使用データ容量に合わせたeSIMを購入することができます!

利用する際は、eSIM Mart公式サイトから利用予定国とプランを選択します。その後QRコードや手入力で詳細情報を入力し、設定するだけです!

初期費用や月額料金、解約費用は一切かからないので、一番最初のプラン購入の時のみの支払いとなり、安心です!
プラン例は、
1GB/7日、3GB/15日、6GB/10日、10GB/30日、20GB/30日 です!

海外用携帯やWifiを契約する場合

また日本から、海外でも使える携帯をレンタルしている会社のサービスを利用して持っていくという選択肢もあります。こちらも簡単な手続きをして利用料を支払えば、手軽に利用ができます。また現地回線を利用するので、通話が安定していることも特徴です。

どちらも日本の会社のサービスですので安心感もありますし、日本での簡単な手続きのみのため便利ではありますが、現地での通話料や通信料は定額制ではなく、使った分だけかかるので、高額となる場合もあります。大きいデータのダウンロードやストリーミング、長時間の通話などには、気を付けましょう!
また海外利用に対応していない機種の場合は、そもそも利用ができませんので、こちらも注意が必要です。

海外利用ができるポケットWifiの利用も便利です。空港などでその場で契約することができて便利なのです。しかし旅行などの短期には向きますが、留学で数週間、数か月利用するとなると割高に感じるでしょう。

現地携帯を契約する場合

フィリピンの携帯電話キャリアとプランの選び方

上記では日本で契約できるプランについて紹介をしました。
日本でのプランは安心だけど、利用料が想定よりかかりそう・・・
そういう場合は、フィリピン現地のサービスプランを利用する方法もあります!

主要な携帯電話キャリアの比較

フィリピンには、大きな携帯キャリアが3つ存在しています。
こうした携帯キャリアのSIMカードを、現地のショッピングモールやコンビニで購入し自分のスマホに差し込めば、現地でも自分のスマホが使えるようになります。
そのためにはご自身のスマホのSIMがフリーになっているかどうかを必ず確認してください。フリーになっていない場合、お使いの携帯キャリアで、ロックを外す手配もしてくれます。
エリアによって通信速度がかなり変わる場合もあるので、自分の留学するエリアならどの携帯キャリアがおススメか、現地の語学学校の人に聞いてみるのが良いでしょう!

  • Globe Telecom Inc(Globe)
  • Smart Communications
  • SUN(Digital Moble Philippines)

全てフィリピン国内では大手の会社ですが、留学生にとってはGlobeとSmartのどちらかがおススメです。Globeはフィリピンで最大のネットワークを持っていて、地方でも使いやすい事が特徴です。料金も他の会社と比べても、安いです。
Smartは、SNS等を頻繁に使う人におススメです。Globeより回線速度が早い範囲はやや劣りますが、都市部への留学であればSmartの方が使いやすいでしょう。
SUNも大手なので利用するにあたっての問題はないのですが、上記2社の方が優れた点が多いため、選択肢がある場合はGlobeもしくはSmartをおススメします!

現地キャリア回線を利用するメリットは、

  • ポケットWi-Fiのように別途充電が不要な上、荷物がかさばらない
  • 短期滞在や長期滞在などの用途に合わせたプランが豊富
  • SIMの入れ替えのみで手続きが簡単

などが挙げられます。

デメリットは、

  • スマホ上で自分自身での設定が必要なので、慣れない人には使いにくい
  • SIMカードの購入が必要
  • SIMフリースマホの用意が必要

などがあります。

持ち物について

日本から持っていくべきもの

こちらでは、留学をするにあたって必ず必要なものを紹介しています。チェックリストへ入れ込み、準備のし忘れがないようにしましょう。
ものによっては留学だけでなく、旅行でも必要となってきます。覚えておくと便利ですね!

スマホ

今では日常生活に欠かせないスマホは、現地で地図を見たりタクシーアプリを利用したりと、留学中も活躍します。連絡がいつでも取れるようにするためにも、持っていきましょう。持ち歩きのWiFiの環境を整えたり、現地simが使えたりなどの設定が必要ですので、事前に調べておきましょう。出国時は、間違えてスーツケースの中に入れないようにしましょう。

服/靴

留学や旅行などをする際、一番荷物の中で容量を必要とするのが服や靴です。
当然現地調達も出来ますが、留学中を賄う衣類を全て現地で購入するのは現実的ではないため、殆どの人が日本から持っていくことになるでしょう。
フィリピンは日本と違って明確な四季のある国というより、乾季や雨季はあれど、基本的に一年中温暖な気候です。日本の夏服+簡単に羽織ることのできるものを用意すれば良いので、支度にはそんなに苦労はしないでしょう。靴はサンダルだけでなく、動きやすいスニーカーを持っていくことをおススメします。

滞在先、留学先の情報

プリントアウトやメモを持っておきましょう。稀に聞かれることがありますが、用意しておけば安心です。

持っていくと便利なもの

こちらでは、必須ではありませんが持って行くと便利なものを紹介しています。
人によっては不要なもの、逆に必需品と思うこともあると思いますので、ご自身の留学生活に合いそうなものをピックアップしてみましょう!

PC

PCは留学中の勉強や調べもの、電子辞書替わりに非常に便利ですので持っていきましょう。こちらもスマホや他の機器と同じように、スーツケースに入れず、手荷物として扱いましょう。

変圧器

日本と海外では電圧が違うケースが多いです。寮によっては貸してもらえる場合もあるかと思いますし、フィリピンの空港等で購入出来る場合もあるかもしれませんが、借りる場合も数に限りがありますし、事前に日本から持って行った方が確実で、安心できます。

生理用品(女性の場合)

こちらも渡航先での入手が可能ではありますが、使用方法やサイズ、質感が日本のモノと合わず、使いづらい思いをする方も多いです。荷物の隙間に入れ込むようにすれば省スペースで、荷物の衝撃緩和材代わりになったりもしますので、可能であれば持って行くようにしましょう。

ジップロック

食べ物を入れるだけでなく、液漏れしやすい化粧品や雑貨類、汚したくないものなど、色々なことに使えて便利です。場所も取らず、雑貨を入れる程度であれば丈夫です。
サイズ展開しているので、何種類か持っていきましょう。なくなれば、現地調達も可能です。

英語学習教材(日本語のもの)

フィリピンに限らず留学中は、現地の言葉を用いて他言語の学習をすることになります。当然フィリピン留学中は、英語で英語の学習をします。そのため英語力はグングンと伸びていきますが、まれに文法や単語の深い意味を理解しようとする際、その時点での英語力が足りていない場合、分からないまま授業が進んでしまうこともあります。そういった際の補助的な意味で、日本語の英語学習教材を持っていく、もしくはPCで調べてみましょう。日本語での英語学習がメインとなってしまうと本末転倒ですが、補助として使うことで、より理解のスピードが上がります!

筆記用具

当然渡航先でも手に入りますが、日本の筆記用具の使い心地は他の国のものと比べて非常に良いものも多いです。現地で買ってすぐに使えなくなった、不良品だった・・・ということもあるので、筆箱に収まる程度の筆記用具を持っていくのも、無駄なストレスの緩和になるでしょう。

小さいバッグ

男性でも女性でも、ショルダーバッグなどの身体にかけるタイプの小さいバッグを持っていくことをおススメします。大きいバッグでも問題はないのですが、小さいバッグに貴重品を入れて身体にかけておく方が、スリやひったくりに遭うリスクが減るためです。
その場合、あまり高級ブランドのロゴが目立つようなものよりは、カジュアルなデザインのものを選ぶ方が良いでしょう。現地で現地ならではのデザインのものを購入するのも良いですね!

アメニティグッズ/化粧品

シャンプー・ボディソープ・化粧品などで、使い慣れているものが明確な場合や、肌が弱いなどの理由がある場合は持っていきましょう。しかし荷物の場所を取ってしまう上に重くなってしまうので、特にこだわりがない場合は現地で調達しましょう。留学初日、現地調達できるまでの時間がないという時の為に2、3日分のミニボトルを持っていけば、荷物も嵩張りませんし、いざという時にも安心です!

現金の持ち込みについて

現金

フィリピンでは現金決済しか使えない場所も数多くあります。
到着後は現地のショッピングモールなどで手軽に両替も出来ますが、入国すぐでは両替所を見つけられなかったり、時間が確保できない場合もあるでしょう。
日本出国前に3〜5万円程度をフィリピン・ペソへ替え、持っておきましょう。

日本の薬の持ち込みについて

処方薬(一般用医薬品・サプリメント)

処方されている薬がある場合、渡航先では手に入らないため、必ず持っていきましょう。処方薬ではないけれど、いつも体調不良の際に飲んでいる一般用医薬品やサプリメントも、日本から用意していけば安心です。

フィリピン留学ならではの便利グッズ

こちらでは、フィリピン留学に特化した便利グッズを紹介します。
気候や風習が日本とは異なるフィリピンでの生活を、快適にしていきましょう!

・加湿器
高温多湿な東南アジア特有の気候帯に属しているフィリピンへ持っていくには意外かと思われますが、外は温度や湿度が高くても、屋内は冷房がしっかり効いていることが殆どです。寮の部屋で過ごす際、日本人にとっては少々乾燥が気になる場合もあるかもしれません。ポータブル加湿器を持って行くことをおススメします!

・薄手の上着
上述のように、フィリピンは屋外と屋内の温度差が激しいです。外は暑いので半袖で過ごしていても、屋内で冷房がしっかり効いていると、その温度差で体調を崩してしまう場合もあります。薄手の上着を持ち歩き、必要に応じて着られるようにしましょう。

・虫よけグッズ
高温多湿な気候のフィリピンでは、通年を通して虫をよく見かけると思います。
街で過ごしている分には生活を脅かすほどの虫に遭遇することはありませんが、それでも虫が苦手な人にとっては生活スペースに虫が入ってくるのは避けたい状況ですよね・・・。ドアや窓にかけておくタイプの虫よけグッズや、直接肌に塗布するスプレーなどを持って行っておくと、便利です!

・日焼け止めクリーム
ご存じの通り、フィリピンは常夏の島です。1年間、殆どを半袖で過ごすことができるので、過ごす分には快適なのですが、その分日本にいるときよりも日差しが強く、日本人にとっては日焼けをしやすい環境です。
日焼け止めクリームは現地でも調達出来るうえ、ものによってはフィリピンで使用するのに適したものが手に入ることもありますが、使い慣れたものがある場合は日本から持っていきましょう。

一言で事前準備といっても、書類準備から持ち物まで様々です。
充実した留学生活を送るため、抜け漏れがなく用意したいですね。
その他ご質問があれば、是非留学パートナーへご連絡ください!

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サポート経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。

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