フィリピン留学　1ヵ月の費用、費用の抑え方、効果、効果を最大に発揮するポイントを紹介！

「フィリピン留学したいけど、2週間は短いな」
「費用的にも1ヵ月がちょうどいいかも」
と思う方も多いのではないでしょうか。

長期留学する時間やまとまった費用を確保するのが難しい人にとっておすすめなのが1ヶ月の短期留学です。休める期間が限られている学生はもちろん、転職の合間や休職中の期間を使いたい社会人の方にとって、1ヶ月の短期留学は理想的な選択です。

この記事では1ヶ月のフィリピン留学費用、内訳、節約方法をご紹介します。

費用

1ヵ月のフィリピン留学の費用の相場は約250,000～450,000円です。
生活スタイルで個人差はありますが、この金額が目安になるでしょう。

フィリピン留学ではほとんどの方が学生寮を使用します。
学生寮を使用した場合の費用は、約250,000～300,000円ほどが相場です。
しかし、高級リゾートを満喫できるような宿泊施設を選択できる学校もあるため、豪華で快適な生活を送りたい方は、約300,000～450,000円の費用がかかってきます。

留学費用の内訳

留学費用の内訳は以下の通りです。

1．学費

学費は平均150,000～300,000円です。フィリピンでは学生寮に滞在するのが一般的なので、学費に寮の滞在費と食費が含まれていることが多いです。ほとんどの寮が食事付き学生寮を提供しています。

寮の料金は部屋のタイプやルームメイトの人数によって変動します。個人部屋は快適な反面、費用が高いです。4人～6人の相部屋など、人数が多ければ多いほど費用が安くなる傾向があります。

RUKAさん

最初は個室にしようか迷いましたが、費用を抑えるために4人部屋を選びました。最初は不安もありましたが、同じ部屋のルームメイトたちとすぐに仲良くなって、充実した毎日を送ることができました。費用もだいぶ安く済んだので、4人部屋でよかったと思っています。

安い部屋は人気なため、すぐに予約が埋まってしまうので、早めの申し込みがおすすめです。

食事は、毎食ではなく一食分のみの提供であったり、授業がある日のみ食事付きなど限定されている場合があるので、寮の申し込み時にきちんと内容を確認する必要があります。

2．入学金

学費以外に、入学金が必要です。事前に授業料を払うタイミングで一緒に払うことが一般的ですが、キャンセルする場合の払い戻しは無いケースが多いです。

3．教材費

1カ月の滞在であれば、使用する教材も少ないので約3,000円ほどでしょう。

4．航空券

航空券の値段は時期や予約のタイミングで異なりますが、約50,000～100,000円です。
繁忙期（ゴールデンウィークや夏休み）は約120,000円ほどになります。
航空券を安く買いたい場合は、渡航時期を繁忙期からずらしたり、オフシーズンを狙うことで安めの航空券を購入することができ、留学費用の節約に繋がります。

KENさん

航空券はできるだけ安く済ませたかったので、ゴールデンウィークを避けて渡航しました！浮いたお金で観光も楽しめました！

5．水道・電気代

学費に滞在費と食費は含まれていますが、学生寮の水道・電気代は別途でかかります。
料金の目安は、水道代が週に700円程度、電気代が週に1300円程度です。
一か月の滞在では、水道・電気代を合わせて約8,000円ほどかかります。
しかし、学校によって料金や、仕組みが異なりますので、語学学校を選ぶ際に料金設定や仕組みを確認すると良いでしょう。

6．通信代

通信費はかなり安く、1ヵ月で約780円で利用可能です。
インターネットを使用する方法は、レンタルWi-Fiを事前に契約するか、SIMカードを現地で購入するかの2択になります。フィリピンではスマホプランが格安なので、費用を抑えたい方は現地でSIMカードをご購入されると良いでしょう。

SIMカードはプリペイド型がおすすめです。なぜなら使いすぎの心配がなく、使いたい量のギガを購入できるからです。SIMカードは空港やスーパーで手に入れることができます。

7．娯楽費

1ヶ月のフィリピン留学では、語学学習に励むだけでなく、観光やショッピング、外食などの娯楽を楽しむこともできます。こうした活動は、異文化を体験する貴重な機会となり、留学生活をより豊かにしてくれます。
日常的な娯楽にかかる費用としては、月に約20,000〜30,000円程度を目安にしておくと安心です。ローカルレストランでの食事や、ショッピングモール・市場での買い物などが楽しめます。
また、休日には観光やアクティビティを満喫できるのもフィリピン留学の大きな魅力です。勉強で疲れた心身をリフレッシュするためにも、追加でお小遣いを準備しておくと、より快適に過ごせるでしょう。

アクティビティに参加する場合は別途費用が必要

もしセブ島ならではのアクティビティを体験したい場合は、その分の追加予算も考慮しておきましょう。
主なアクティビティの費用は以下の通りです：

滞在中に複数のアクティビティに参加したいと考えている場合は、追加費用を見込んでおくのが理想的です。

8．保険料

海外で生活するにあたり、保険はとても重要です。
留学先でスリや事故などのトラブルに巻き込まれたり、ケガをしたり、体調を崩すこともあるかもしれません。思わぬ事故が起きた場合に備えて、海外保険への加入は必須です。
フィリピンでは、水道水が飲めないため、日本のように衛生面が整っていません。屋台のたべものや外食をしておなかを壊してしまうケースもありますので、高額な医療費を避けるためにも、海外保険には加入しましょう。

9．ビザ

1ヵ月の留学では観光ビザで入国できるため、ビアの申請料は不要です。
フィリピン入国時は事前の申請なしに30日の有効期限がある観光ビザが交付されます。

10．SSP（特別就学許可証）

ビザとは別に、SSPという特別就学許可証の申請が必要になります。
滞在期間に関係なく、フィリピンの語学学校に通う際に必要ですが、申請は語学学校が代理で申請してくれるため、自分で申請する必要はありません。
手数料は学校によって異なりますが、費用は18,000円ほどです。
不安な点やご不明なことがあれば、まずはご相談くださいね。

留学費用の抑え方

ここからは留学費用をなるべく抑えるために節約方法をご紹介します。

早めに安い部屋を確保する

安い寮は人気なため、早めに満室になってしまいます。複数人の相部屋だと、かなり費用が削減できます。4人部屋や6人部屋を希望される方は、早めに部屋をおさえておきましょう。

航空券を早めに調達する

フィリピンでの1ヶ月の留学を計画する際、予算の中でも特に大きな割合を占めるのが航空券の費用です。日本からフィリピンへの往復航空券は、利用する航空会社や渡航時期によって価格に大きな差が出ます。
そのため、学校の入学日が決まり次第、できるだけ早めに航空券を手配することをおすすめします。航空券は早期に予約するほど料金が安くなる傾向があり、セール時にはさらにお得な価格で購入できることもあります。
留学全体の費用を抑えるためにも、早めの情報収集と航空券の確保がポイントです。

セブ行き航空券の目安

日本とセブ島を往復する航空券の価格は以下の通りです。どのタイプの航空会社を選ぶかによって、金額に大きな差が出ます。

LCC（格安航空会社）：約30,000～70,000円

セブパシフィック航空やエアアジアが代表的で、プロモーション期間中には20,000円台で購入できることもあります。

FSC（フルサービスキャリア）：約100,000～150,000円

フィリピン航空やユナイテッド航空などが該当し、料金は高めですが、サービスが充実しています。

LCCとFSCの違い

LCC（格安航空会社）：
運賃が安く、必要なサービスは別料金で追加する仕組みです。機内食や手荷物、座席指定などは有料で、最小限の快適さで移動する代わりに、コストを大きく削減できます。

FSC（フルサービスキャリア）：
料金には、機内食、預け荷物、座席指定などが含まれており、フライト中も比較的快適に過ごせます。また、フライトの遅延やキャンセル時の対応も丁寧です。

セブへの渡航にはLCCが向いている理由

セブまでの飛行時間はおよそ5時間と比較的短いため、長距離便ほどの快適さは必須ではありません。そのため、料金が安く、効率よく移動できるLCCが適しています。

特にセブパシフィック航空やエアアジアは頻繁にセールを行っており、早めに予約すれば、非常にお得な航空券を見つけられる可能性があります。

ただし、LCCを利用する際は以下の点に気をつけましょう。

1. 手荷物に制限があるため、必要な荷物分を事前に追加購入する。
2. 飲食物は有料なので、あらかじめ準備しておく。
3. 空港には早めに到着しておくこと。

このように、短時間で到着するセブ行きの便では、LCCを選ぶことで全体の留学費用を大きく節約することが可能です。

渡航時の注意点

フィリピンに入国するには、帰国便または他の国への出国が証明できる航空券が必要です。
さらに、航空券の価格は為替の変動や燃油サーチャージによって変わることがあるため、予約前に最新の情報を確認するようにしましょう。

体調管理を徹底して無駄な出費を防ぐ

健康管理が節約になる？！と思う方もいるかもしれませんが、健康の維持こそが一番の節約法になることもあります。
フィリピンは日本と気候や食事が異なり、留学早々体調を崩してしまう留学生も少なくありません。また、フィリピンは水道水に細菌や不純物が含まれているため、水道水や水道水で作った氷を摂取するとお腹を壊します。水に関しては、日本の生活スタイルとは全く違うので、油断することのないように注意しましょう。

体調を崩すと病院代がかかったり、授業を休むことになり、授業料を無駄にしてしまいます。体調を崩すことは金銭的にも時間的にもリスクが大きいです。

上記のような対策を行うことで、健康に過ごせ、無駄な医療費を防げるだけではなく、1ヶ月という限られた時間を有意義に使うことができます。

フィリピン留学1ヶ月の効果

フィリピンで毎日英語に触れる環境に身を置くことで得られる変化や気づきは相乗以上に大きいものです。英語を使う機会が多くなることで、英語への苦手意識が軽減され、自信がつき、今後の学習に繋がる土台作りとして、とても効果的な1ヶ月になるでしょう。
ここでは、1ヶ月のフィリピン留学で期待できる効果を３つご紹介します。

英語への抵抗感がなくなる

短期間の留学では語学力の飛躍的な向上を期待することは難しいかもしれません。しかし、1日中英語漬けでマンツーマンレッスンを行い、英語環境に置かれることで英語への苦手意識が軽減されたり、リスニング力がアップしたり、スピーキングへの抵抗感がなくなるきっかけになるでしょう。

KENさん

初日から緊張で思ったように話せなかったのですが、マンツーマンの授業を毎日受けていくうちに、先生の言っていることがだんだんとわかるようになり、聞き取りも慣れて、自分から積極的に質問したり、話しかけられるようになりました！完璧じゃなくてもいい、「伝わった！」という事実が嬉しくて、だんだん英語を話すことへの抵抗がなくなっていきました！

成功体験が自信につながる

また、毎日英語を話す中で、「自分の英語でも伝わるんだ」と感じられる瞬間が自分の自信にも繋がります。成功体験を積み重ねることで、たとえ1ヶ月で英語がペラペラになるわけでなくても、「もっと学びたい」という意欲が芽生えるでしょう。

RUKAさん

あるレッスン中に自分の伝えたかったことが先生に伝わって、先生が笑ってくれたんです。自分の話が通じた瞬間は、本当に嬉しかったです。たった1ヶ月のレッスンでも、こんなふうにコミュニケーションが英語で取れるようになったことが自信になりました。

自分の弱点に気づくことができる

成長の第一歩は現状を知ることから始まります。留学中は英語を使う場面が多い為、自然と自分の弱点に気づくことができます。自分の弱点に気づけることで、今後どのような学習をしていけばよいかがわかるため、今後の成長へ繋がります。

KENさん

留学中に、文法の知識不足やボキャブラリーの少なさに気づくことができました。授業では先生が丁寧にフィードバックをくれるので、その場で自分の弱点と向き合い、それを対策することができました。日本に帰ってからも、フィリピンでの気づきを活かし、重点的に対策するべきところがわかり、勉強する際に役立っています。

ご不明点や、期待する効果が得られるかなどのご相談もお気軽にどうぞ。

効果を最大限に発揮するポイント

1ヶ月という短期間でも、学びの姿勢次第で大きな成長につなげることができます。ここでは1ヶ月の留学で効果を最大限に発揮するためのポイントを3つご紹介します。

わからないことをわからないままにしない

初めて現地の英語講師と会話する方にとっては、相手の話すスピードについていけず、つい聞き流してしまうこともあるかもしれません。
相手の言っていることを理解しないまま、なんとなく流してしまうと自分の成長に繋がりません。わからない単語や表現があったらすぐにその場で確認する習慣をつけましょう。英語を学習している最中ですので、わからないことがあるのは当たり前です。わからないことはまったく恥ずかしいことではないので、わからないことがあったら、どんどん先生に質問していきましょう。分からないことをすぐ質問できるのがマンツーマンレッスンの強みでもあるので、ぜひその機会を活用してきてください。

間違っててもいいから発言する

「自分の文法が間違ってたらどうしよう」と気にして、自分の意見があるにもかかわらず、発言をためらってしまう方もいるかもしれません。ですが、マンツーマンレッスンでは、まず自分の考えを伝えてみることが大切です。間違っている使い方をしていたら教えてと事前に先生に伝えることで、講師が正しい表現を教えてくれます。まずは失敗を恐れずに自分の意見をどんどん発言していきましょう。

間違ったところはできるようにする

テストで間違ったり、授業中に間違えたところは必ず復習し、２度同じ間違いをしないようにしましょう。同じミスを繰り返さない対策をすることが英語力を確実に伸ばす方法です。
たくさん覚えることがあって大変かもしれませんが、ひとつひとつに向き合っていくことで、将来、大きな成長につながるでしょう。地道な積み重ねこそが、語学上達の近道です。

1ヶ月留学におすすめの学校紹介

GENIUS ENGLISH

ジーニアスイングリッシュは、フィリピン・セブ島にある語学学校で、多国籍の学生が集まる国際的な環境が魅力です。リゾートエリアに位置しており、開放感あふれる立地にあります。校内にはホテルとコンドミニアムが併設されており、快適で学習に集中しやすい広々とした環境が整っています。絶好のロケーションに加え、週に1回のアクティビティも用意されており、学びとリフレッシュのバランスが取れています。講師陣の質も高く、生徒一人ひとりに合わせたカスタマイズ授業を受けることが可能です。比較的自由な校風のため、自己管理が得意な方に特におすすめです。また、美しく安全な海が広がるセブ島で、2週間未満の短期留学も対応しています。

Howdy English Academy

Howdyは年間の休校日がたったの4日と非常に少なく、授業の実施率は98.9%を誇ります。祝日や祭日に追加料金がかかることはなく、土日もオプションで授業を受けることが可能です。担任制度を採用しており、学習面だけでなく健康や生活に関する相談にも親身に対応しています。徒歩圏内にはショッピングモールがあり、デパートも併設されているため、親子で快適に学べる環境が整っています。

CEBU BLUE OCEAN ACADEMY

セブ・ブルーオーシャンアカデミーでは、マンツーマン授業を中心とした柔軟なレッスンを提供しており、全10段階に分かれたカリキュラムにより、英語初心者でも安心して学べる環境が整っています。
同校は、教育都市として知られるバギオで17年の実績を誇るPINESの優秀な講師陣を迎えており、高品質な英語教育プログラムを実現しています。
一般的に新設校の運営は困難とされますが、Cebu Blue Ocean AcademyはPINES International Academyのバックアップを受けており、安定した教育体制と高い授業水準を維持しています。
校舎はEGIホテル＆リゾート内にあり、ラウンジやスポーツジム、宿泊施設などが完備されているため、リゾートの雰囲気も味わいながら学習に取り組めます。
また、校則は比較的厳しく、無断欠席には自習の罰則があり、遅刻も15分以内と制限されています。
ただし、4週間無断欠席がない場合は学校から表彰される制度があり、モチベーションを高めながら学ぶ学生も多く見られます。

まとめ

費用面では250,000～450,000円ほどが目安でかかりますが、工夫次第でコストを抑えることも可能です。何事も早めの準備を意識することで、充実した留学に臨めるでしょう。
1ヶ月という短期間の留学でも、英語を使う体験を通じて得られる自信や気づきは、これからの学習や人生において大きな財産になります。
英語に対する苦手意識がなくなったり、実際に英語が通じた経験が自信に繋がったり、「もっと話せるようになりたい」という気持ちが自然と芽生えたりするでしょう。1ヶ月の留学でも、何か変化が起きるはずです。
少しでも挑戦してみたいと思う気持ちがあるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。フィリピン留学はあなたの未来を切り開くきっかけになるかもしれません！