フィリピン留学の中でも特に人気のエリアが、セブ島。旅行先としても人気のこの島は外国人観光客の出入りも多く、留学にも適した環境です。
リゾートエリアでリラックスしながら本格的な英語留学ができるセブ島。どんな特徴がある?費用は?マイナスポイントはあるの?
そうしたセブ島留学の基本的な情報から豆知識まで、しっかりご紹介いたします!
セブ島留学の概要と特徴
セブ島留学の概要と特徴について、以下のようなものがあります。
- セブ島の地理と気候
- セブ島留学の人気の理由
- リゾート型留学の特徴
さっそくみていきましょう!
地理
セブ島はフィリピンの島々のちょうど中腹からやや南にかけて南北に約225キロに伸びる細長い島です。セブというとこの本島のことを指しますが、周囲にある約160の島々と合わせてセブ州と呼ばれ、このエリアの文化・経済圏を形成しています。特にセブ市東部のマクタン島は非常に発展しているので、訪れる人も多いです。
気候
フィリピンは熱帯に属し通年温暖で、日本のような四季はなく、雨季と乾季があります。
セブもそうしたフィリピンの基本的な気候にありますが、他のエリアに比べて雨季と乾季の差がそこまで激しくなく、年間を通して晴天の日が多いことが特徴です。こうした安定した気候も、セブを訪れる人が多い理由です。
セブ島留学の人気の理由
セブ島留学の人気の理由には、主に以下のような理由があります。
- 南国フィリピンらしい気候の中、リラックスしながら勉強できる
- 欧米圏への留学に比べ、費用が半額以下で済む
- 観光客が多く、日本人含む外国人が過ごしやすい施設が充実している
フィリピンは東南アジアらしいエスニックなエネルギーに溢れた魅力がありますが、半面、南国らしい穏やかな雰囲気もあります。
その中でもセブ島は外国人観光客も多く、空港やモールなどの施設も使いやすい雰囲気となっていて、他のフィリピンの地方エリアに比べて過ごしやすいです。
費用面も含め、そうした条件からセブ島留学は世界中から人気を博しているのです。
リゾート型留学の特徴
リゾート型留学というのは、リゾート地に滞在しながら、勉強だけでなく観光やアクティビティも存分に楽しむことができる留学スタイルのことです。留学は自分の国と全く違う文化の中、数週間から年単位で過ごす必要があるため、ストレスなく過ごすことができるかというのは想像以上に大切なことです。リゾート型留学では、現地での生活を楽しみながら勉強ができるので、文化や生活習慣に馴染みやすく、楽しんで滞在することができます。セブ島はその温暖な気候とキレイな海と空、豊かな自然が織りなす世界有数のリゾート地です。そのため、昔から人気の観光地として世界中から人々が訪れておりましたが、リゾート型留学として旅行よりも長い期間、勉強しながら観光できるとして、近年は日本や韓国などの諸外国からも人気の留学先となっています。
海水浴やスキューバダイビング・ジェットスキー・サーフィンなどのマリンスポーツ、ショッピングや ゴルフ、アイランドホッピング、カジノ、エステやスパなど、セブで楽しめることは盛りだくさんです!
特に、セブ市東部のマクタン島はリゾートエリアとして有名で、キレイなホテルや観光客向けレストランなども立ち並んでいます。
セブ島で楽しみながら英語力を身につけていきたいですね!
セブ島留学の実際の効果
セブ島留学の実際の効果について説明します。
- 英語力向上の可能性
- 文化交流と異文化理解の機会
- リラックス環境での学習効果
留学の成果をもっと上げるには、どうしたら良いでしょうか。
英語力向上の可能性
フィリピンでは第二公用語として英語が採用されています。国内での英語普及率は非常に高く、公共の書類やニュースは英語であることが多く、街の店員やタクシーの運転手などの一般人までもが英語を話すことができます。
さまざまな民族や移民からなる多民族国家であり、国民同士の共通言語が必要となり、またアメリカの統治という歴史的背景もあり、第一言語であるフィリピノ語と並び、英語が話されるようになりました。
ここまで英語が普及しているのはアジア圏では珍しく、それがフィリピン留学で英語力が向上する理由の一つとなっています。
特にセブは観光客が多いという理由から、他のエリアよりも英語が通じやすいエリアとなります。
また語学学校のカリキュラムはかなり多様で、ご自身のレベルに合わせたものを受講できるため、セブ留学では、しっかりと英語力を向上させることができます!
文化交流と異文化理解の機会
留学中に文化交流や異文化理解の機会があると、語学学習や観光以外にも充実した時間を過ごすことができますよね。
セブ島の語学学校には、さまざまな国からの留学生が訪れます。
日本人以外に近年多いのは、韓国人・台湾人・ベトナム人・中東の人々が、セブ留学をしています。
学内アクティビティや授業の一環でそういった留学生同士との交流はたくさん持つことができるので、積極的に話してみましょう。
また、各語学学校では、ボランティアの計画や募集をしていることもあります。
ゴミ拾いや子供のケア、日本語講師など内容は多岐にわたっており、こうした交流では現地のセブの人と接することができる貴重な機会です。活動を通じて親交を深めることもできますので、こちらも学習に余裕があれば参加してみるのもありでしょう。
英語学習だけでなく、フィリピンに関するあらゆることを学べる機会を大切に有効活用しましょう。
リラックス環境での学習効果
学習の効果を高めるには、心身をリラックスさせることが大切です。
ストレス値が高かったり心身が落ち着いた状態でないと、記憶力の低下や体調不良を引き起こしてしまいます。
慣れない異国で体調を崩すことは、極力避けたいですよね。
新鮮な空気の中深呼吸したり、身体を動かしたり、気分転換をしたりなど、リラックス方法はたくさんありますが、セブ島は自然豊かで日本と雰囲気もかなり異なるため、リラックスした環境で勉強するには適していると言えます。
セブ島留学の費用分析
セブ島留学の費用を分析してみましょう。
- 滞在費と生活費の内訳
- 授業料と教材費
- 他の留学先との費用比較
具体的にかかる費用について、紹介していきます!
滞在費と生活費の内訳
セブ島のみならずフィリピン留学の最大の特徴は、学費や滞在費が全て込みの値段であることです。
これは語学学校が運営する寮や提携しているホテルにて滞在するためです。そのため滞在費や生活費は学費で支払う以上にはかかってきません。しかし、個人的に外食をしたり観光したりなどの娯楽費は当然自分が負担することになります。
現地のスマホ通信費を入れても1か月に4,5万程度を想定していれば問題ないですが、観光やアクティビティをしっかり楽しみたい場合は更にかかる場合もあるので、ご自身の滞在スタイルに合わせて予算を組みましょう。
授業料と教材費
授業料と教材費、そして入学金は入学の際にまとめて支払います。
この中に、宿泊費と食費が含まれます。
費用は学校やプログラム、寮・ホテルのグレードにより多少変動がありますが、およそ
1ヶ月 15~30万円、3ヶ月 35~70万円、半年 65~130万円、1年間 125~250万円
で推移しています。
他の留学先との費用比較
欧米圏への語学留学に比べ割安に行くことができるのがセブ留学ですが、具体的な料金で比較してみましょう。
3か月間留学をした場合:学費、宿泊費、生活費の合計
オーストラリア メルボルン:約90~160万円
アメリカ ハワイ:約70~150万円
イギリス ロンドン:約45~120万円
この学費滞在費に加え、渡航航空券代や保険代なども入りますし、現地の物価を考えたら、セブ留学は上記留学先に比べてかなりお得に行けることがわかります!
セブ島留学の適切な期間
セブ島留学の適切な期間について、以下のようなものがあります。
- 短期留学(1ヶ月以内)の効果
- 中期留学(1〜3ヶ月)のメリット
- 長期留学(3ヶ月以上)の利点
期間ごとのメリットや効果には、どんなものがあるのでしょうか。
短期留学(1ヶ月以内)の効果
短期留学は、なかなかまとまった留学期間の取れない社会人にも人気の留学方法です。
レッスンの種類が豊富なセブ留学では、短い時間で効果的に学習できるようなカリキュラムを組むことができます。
レッスン数を多くしたり、小テストの頻度が高い厳しめのプログラムを選び、短期集中する方も多いです。
選択する授業にもよりますが、英語初心者の方で短期留学から得られる効果としては、リスニング力の向上と、日常会話での頻出英単語力の向上が挙げられます。
英語学習初心者の人にとっては、周りが英語のみの環境で生活するのは始めてとなりますから、簡単な英会話の練習を通してリスニング力が鍛えられます。同じく、英会話でよく使われる単語を覚えるようになります。
英語学習の素地ができ上がるので、その後の成長度合いに大きく差ができるでしょう。
中期留学(1〜3ヶ月)のメリット
中期留学になると、基本的なリスニングや単語力だけでなく、更に多くの単語や熟語を覚えることができるようになります。また文法の学習にも余裕を持って取り組むことができるので、学習内容を暗記するだけの段階から、疑問が出て質問が出できるようになったりと、より充実した学習ができるようになります。
長期留学(3ヶ月以上)の利点
長期留学になると、学習したことを実践する力が身についていきます。周りは英語なので、インプットしたことをすぐにアウトプットできるというのは、反芻が効果的な語学学習において非常に良い環境です。長期留学となるとアウトプットもただの反芻ではなく、考えて話す、文章を組み立てるなどの、より実践的なものになっていきます。リスニングとスピーキングは、最初緩やかに能力が上昇していきますが、1ヶ月を過ぎたころに一度成長度に不安が出てくる場合があります。そこでホームシックなどにもなりやすくなるのですが、そこを少し乗り越えると、3ヶ月目くらいから、急に成長を感じることができることがあります。そこからはまた堅実に学習していくことで、力を付けていけます。
このように留学は、期間によって得られるものや効果を実感しやすいものが異なります。
ご自身の予定と目標をすり合わせ、期間やカリキュラムを決めていきましょう!
セブ島留学の準備と注意点
セブ島留学の準備には、以下の注意点があります。
ビザと必要書類
しっかり準備して、留学に臨みましょう。
セブ島留学をする際に必要な主な書類は以下のものがあります。
- 9Aビザ※30日以上の滞在の場合必要
※30日以上の滞在の場合必要 - 出国許可証 ECC(Emigration Clearance Certificate)
※フィリピン国内に6か月以上滞在する場合必要 - 外国人登録証 ACR I-CARD(Alien Certificate of Registration)
滞在期間によって取得の必要があるものとないものがあり、手続きも日本出国前に行うものと、セブ到着後に行うものがあります。
手続きは留学エージェントや語学学校と通すことがほとんどですが、事前に何が必要かは把握しておきましょう!
健康管理と保険
海外滞在用の保険はいくつかありますが、留学用のものに加入していきましょう。見知らぬ土地で病院にかかることになると、ただでさえ不安になります。クレジットカードに、海外旅行用の保険が付帯している場合もありますが、留学は旅行よりも滞在期間が長いため、きちんとカバーしてもらえる保険に入る方が安全です。
また、現地では極力病院に行かなくても済むように、健康管理は徹底しましょう。不規則な生活をしたり冷房に当たりすぎると風邪をひきやすくなります。またアクティビティを楽しむ際も安全には注意し、トラブルを避け、治安が安定していないところへの出入りはしないようにしましょう。
現地での生活に関する注意事項
セブ島はフィリピンの中では比較的治安が良いエリアですが、それでも治安が悪い場所は存在します。
学校の周辺や観光客の出入りが多いところは問題ないですが、そうでない場所に行くときは、学校のスタッフにどんな場所か聞いてみましょう。現地に住んでいる人であれば、細かい治安の良し悪しに詳しいですから、迂闊に不安なエリアに入らないように注意しましょう。
そしてこれは全てのエリア共通ですが、夜間、特に女性は一人で出歩くのは控えましょう。
食事に関しては、生水や生ものを口にするのは控えましょう。観光客向けの和食レストランの刺身などは、気を付けて提供してくれているお店も多いです。
セブ島留学の体験談と成功事例
セブ島留学の体験談と成功事例をご紹介します。
- 英語力が飛躍的に向上した学生の例
- キャリアにつながった留学経験
- 長期滞在者の視点からの留学評価
ご自身の今後の留学経験に活かしていきましょう。
英語力が飛躍的に向上した学生の例
セブ留学に手ごたえを感じやすい人として、英語学習の超初心者が挙げられます。
英語は学校の授業まで、留学はおろか英会話教室も通ったことのない方が、1ヶ月のセブ留学で簡単な日常会話まで会得することができました。
英語学習への漠然とした苦手意識から、日本にいるときは勉強に向き合えませんでしたが、強制的に英語漬けの環境に入ることで、生活の手段の一つとして英語を認識することができたのが大きな変化だったと話しています。そこからは、怖いや恥ずかしいなどは言っていられないと、積極的にリスニングしたり、話せるように心がけたそうです。温かくて明るいフィリピン人講師の雰囲気も、質問のしやすさや、意欲的に学ぶ生徒への温かいアプローチがあり、助かったとのことです。
その結果、1ヶ月後には留学生同士で会話ができるようになり、帰国後の英語学習にも自信がついたと話しています。
キャリアにつながった留学経験
就活などのキャリアプランに直接関わった人は非常に多くいらっしゃいます。
現在の業務で海外との取引が始まり、英語を学ぶ必要が出てきた方、または英語力が必須の職業への転職のために実力をつけたいというパターンです。
どちらも目標が明確な為、限られた留学期間の中でしっかりと学習し、帰国後の業務や進路に役立てられています。
長期滞在者の視点からの留学評価
留学以外にもさまざまな理由でセブへ滞在する人はいます。
仕事の事情、長期観光、家族の同伴・・・同じ長期滞在でも、留学から得られるものはとても大きいでしょう。
特定の仕事で来る場合を除き、留学はその他の滞在理由に比べ、他者との交流機会が圧倒的に高いです。留学生同士や講師、ローカルの知り合いと、学校にいるだけで知り合いは増え、生きた英会話を会得できるでしょう。また、座学や小テストなどでより学ぶ機会が多くなります。
もし長期観光や、家族の滞在の同伴でセブを訪れた場合、短時間でも学校に通うことをお勧めします!
セブ島留学のデメリットと対策
セブ島留学のデメリットと対策についてのご提案です。
- リゾート環境による学習意欲低下のリスク
- 治安や衛生面での懸念事項
- 効果的な学習を維持するための方策
デメリットを把握し、実際の留学生活に活かしましょう。
リゾート環境による学習意欲低下のリスク
良い点だらけのセブ留学ですが、当然懸念事項もあります。
観光やリラックスに最適な環境であるため、遊ぶことが楽しくなり、学業がおろそかになりやすいこともあります。元々観光地として有名なセブですから、遊びまわるとしても時間が足りないですよね。
そういう場合は、学習内容や生活規則が厳しい、スパルタ校への入学をお勧めします。
スパルタ校はその名の通り、スパルタ式のカリキュラムを組んであります。1日のコマ数が多く、小テストや宿題も多め、平日は外出禁止で週末の外泊禁止など、かなり厳しいルールがあります。
しかしその代わりかなり集中して英語漬けの毎日を送ることができるので、短期間での成長も見込めますし、自分で学習スケジュールを組むのが苦手な場合、学校が主体となって学習計画を進めてくれるので、オンとオフの切り替えがしやすくなります。
短期留学で力を伸ばしたい、勉強に強制的に集中したいなどの理由がある場合は、お勧めです!
治安や衛生面での懸念事項
治安
日本と海外では治安や衛生面などが全く異なることも多いですが、セブも同じです。
フィリピンは世界の治安ランキングでは163ヵ国中125位となります。日本が10位で、アメリカは129位です。
しかし日本人がよく行く国の中にはフィリピンよりも治安が悪い国も多いため、必要以上に気にせず過ごせます。またこちらはフィリピン全体を平均した数値ですが、フィリピン国内でも国内でもセブは観光客や外国人が多いことからも治安は良い方です。スリやひったくりなどの軽犯罪は存在しているので、自分の荷物には気を付けて、何かがあったらすぐに学校に相談しましょう。
衛生面
世界に誇る清潔な国・日本から海外へ行く場合、どこも衛生面が気になるでしょう。日本人がセブで過ごす場合、何に気を付けるべきでしょうか。
まず、語学学校内や学生寮・ホテル、観光客向けレストランなどで過ごす場合は特に神経質になる必要はありません。常に清掃が行き届いており、食事の質も保証されています。
しかし生水は飲用に適していないため、避けましょう。洗顔やシャワーに利用する分には問題ありません。こまめに手洗いを心がければ、食中毒や風邪の心配もありません。
常温で時間の経った食材を口にするのは避けましょう。屋台や地元色の強いレストランなどは、体調が弱っている場合は具合が悪くなる可能性もあります。
食あたりにばかりなる人と、全くならなかったという人の差も激しいです。これらは上記のような行動習慣の違いから来るものもあるので、少しでも不安になったら食べるのを控えましょう!
効果的な学習を維持するための方策
留学中は英語漬けの日々なので、少しの努力でもグングンと成長を感じられます。
しかし学習は留学が終わったら終わりというわけではありません。語学学習に終わりはありませんし、道具と同じで使わなければ鈍って忘れてしまいます。留学で得たものをどうその後の学習に活かしていくかが、むしろ本題でしょう。
リスニング・リーディングの習慣をつける
帰国後はどうしても英会話の機会や英文を読む機会は減ってしまいます。聴く力の維持のために、動画サイトで海外のニュースを聴いたり、英語の記事を読む習慣を付けましょう。まとまった時間が取れなくても、隙間時間にコツコツとするだけで、全く触れなくなってしまうのとは大きく違いがでます。
留学生仲間やセブでできた友人と連絡を取る
基本はテキストコミュニケーションとなると思いますが、生きた英語のやり取りを継続することで、英語で考える力を維持できます。
日本国内の異文化交流イベントに参加する
向上した英語力を持って、日本国内で異文化交流に参加しましょう。英語力の維持だけでなく、今までは見えなかったもの、やり取りできなかった人と話をすることで、視野が広がります。
比較的安価で楽しく留学ができるセブ留学。しかしそんなイメージだけでないメリットがたくさんありますね。リゾートを満喫しながら、じっくり英語漬けになりながら。目的に合わせた滞在ができるのも魅力です。
一歩踏み出して、あなただけのセブ留学を充実させましょう!
まずはお気軽にご相談ください!
サポート経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。