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1〜2週間の短期留学は、時間が限られた社会人や学生に人気です。短期留学とは、1週間から2ヶ月または3ヶ月の留学のことを指します。フィリピン留学されるほとんどの方が、1ヶ月から3ヶ月の短期でお申し込みをしています。
夏休みなどの休みを利用される学生、スキルアップや転職を考えている社会人、仕事で英語が必要な方など、短期間で英語力を向上させたい方に短期留学が人気です。
フィリピン留学おすすめの時期
フィリピンの短期留学は1週間から留学が可能です。小学生、高校生、大学生は夏休みを利用するといいでしょう。大学生は春休みも利用することもおすすめです。
社会人の方はゴールデンウィークや、お盆、年末の留学をおすすめします。しかし、年末年始はクリスマスなどの祝日で営業していない学校もあるため、注意が必要です。
フィリピンの祝日を要チェック
フィリピンの語学学校は、祝日に授業が休講になることがあります。
祝日を意識しないで、申し込むと時間が限られた短期留学の方にとって、休校日は痛手になります。ほとんどの学校で祝日分の授業料返金や振替等はないので注意が必要です。
貴重な留学期間を最大限使えるように、留学期間の祝日は事前に確認しておきましょう。
2025年祝日一覧
以下がフィリピンの祝日一覧となります。以下に記載されている祝日以外にも急遽祝日が変更、追加される場合があります。
日付 | 祝日名 |
---|---|
1月1日 | New Years Day(元旦) |
1月29日 | Day After New Year’s Day(旧正月) |
3月31日 | Eidul Fitr |
4月9日 | Day of Valor(勇者の日) |
4月17日 | Monday Thursday |
4月18日 | Good Friday |
4月19日 | Black Saturday |
4月20日 | Easter Sunday |
5月1日 | Labor Day(勤労感謝の日) |
6月6日 | Eidul Adha(イスラム教犠牲祭) |
6月12日 | Independence Day(独立記念日) |
8月21日 | Ninoy Aquino Day(ニノイ・アキノ記念日) |
8月25日 | National Heroes Day(英雄の日) |
11月1日 | All Saints’ Day(諸聖人の日) |
11月2日 | All Souls’ Day(死者の日) |
11月30日 | Bonifacio Day(ボニファシオ記念日) |
12月8日 | Feast of the Immaculate Conception of Mary(無原罪の聖マリアの祝日) |
12月24日 | Christmas Eve(クリスマスイブ) |
12月25日 | Christmas Day(クリスマス) |
12月30日 | Rizal Day(リサール記念日) |
12月31日 | Last Day of the Year(大晦日) |
また、地域別に祝祭日もあるため、行く地域の祝日もチェックしておきましょう。
学校によっては学校独自の休校日もある場合も予想されるため、休校日を確認すると良いでしょう。
費用について
フィリピンへの短期留学にかかる費用は、留学先のエリアや学校の教育レベル、さらに寮の部屋タイプ(1人部屋か複数人部屋か)によって大きく変わっていきます。例えば、首都マニラや人気の観光地セブなどでは、物価や生活費の違いが学費や滞在費にも影響します。
また、語学学校によっては講師の質やカリキュラム、設備面で差があり、こうした要素によっても費用が上下します。寮に関しては、1人部屋であるとプライベートを確保できる分やや高めになり、相部屋は費用を抑えられる反面、共同生活に伴う配慮も必要となってきます。
このように費用にはさまざまな要因が関わりますが、ここでは目安となる平均的な金額をご紹介します。留学の予算計画を立てる際の参考にしてください。
期間 | 費用 |
---|---|
1週間 | 15万~25万円 |
1ヶ月 | 15万~35万円 |
3ヶ月 | 40万円~90万円 |
学校や選択するコースによって値段は変動いたします。
内訳(1ヶ月滞在の場合)
フィリピン短期留学は、学費や滞在費だけでなく、食費、航空券、保険料などさまざまな費用がかかります。滞在スタイルや選ぶ学校によって多少の差はありますが、全体的なおおよその金額を知っておくことで、事前に予算を立てやすくなります。
以下に、1ヶ月滞在の場合の代表的な費用項目とその目安金額をまとめました。表のあとには、それぞれの費用に影響する要素についても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
項目 | 目安費用 |
---|---|
学費 | 7~15万円 |
滞在費 | 3~10万円 |
食費 | 2~5万円 |
航空券 | 2~8万円 |
海外保険料 | 5000円~2万円 |
学費は、選ぶ学校のレベルや受講するコース内容によって大きく異なります。中には試験対策やビジネス英語に特化したコースもあり、専門性が高いほど費用も上がる傾向があります。
滞在先についても、学校の寮を利用する場合は食事付きが一般的ですが、ホテルやシェアハウスでは自炊や外食が必要になるため、生活費に差が出ます。滞在方法に応じて、水道光熱費や日用品の出費も考慮する必要があります。
また、航空券代は渡航時期によって大きく変動するため、オフシーズンを狙って早めに予約するのが費用を抑えるコツです。
さらに、留学中の万が一に備えて海外保険の加入は必須です。補償内容によって保険料に差がありますが、安心して留学生活を送るためにも十分な補償があるプランを選ぶことをおすすめします。
フィリピン留学がおすすめの人
フィリピン留学は、さまざまな目的を持つ人に対応できる柔軟なプログラムが魅力です。以下のような方には特におすすめです。
学生の方
長期休暇を活用して英語力を伸ばしたい方に最適。進学や将来のキャリアに向けて、効率的に語学力を高めたい学生にぴったりです。
社会人の方
仕事の合間に短期集中で学びたい方や、英語力を武器にキャリアアップを目指す方におすすめ。有給休暇やリモートワーク制度を活用すれば、無理なく参加できます。
転職やキャリアチェンジを考えている方
英語を身につけて新たな可能性を広げたい方にぴったり。海外経験が今後のキャリアの強みにもなります。
短期間で集中的に学べるフィリピン留学は、忙しい毎日を送る方にとっても、実現しやすい留学スタイルです。
留学に最適なタイミング
留学を考えるうえで、「いつ行くか」は非常に重要なポイントです。タイミング次第で、学習の効果や現地での体験の充実度が大きく変わってきます。ここでは、学生や社会人それぞれにとって、どの時期が留学に最も適しているのかをご紹介します。
学生にとってのベストタイミング
春休み・夏休み・冬休みなどの長期休暇中が最適です。学業に影響を与えず、まとまった時間を使ってしっかり学習に集中できます。滞在期間を最大限に長く活用することで、より大きな成長が期待できます。
社会人にとってのベストタイミング
業務が落ち着く時期や、有給を取得しやすいタイミングを選ぶのがおすすめです。また、リモートワークが可能であれば、仕事と両立しながら現地で学ぶという選択肢もあります。限られた期間でも集中的に取り組めば、しっかり成果を感じられるはずです。
最適なタイミングを見極めてフィリピンの留学計画を立てることで、より濃い留学経験にしていきましょう!
【目的別】学校選びのポイント
フィリピン留学と言っても、目的や優先したいポイントは人それぞれ異なります。例えば、「観光も楽しみたい」「英語漬けの環境で集中したい」「費用をできるだけ抑えたい」など、何を重視するかによって選ぶべき学校も変わってきます。
そこで下の表では、留学の目的別におすすめの学校の選び方と、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。自分に合った学校選びの参考にしてみてください。
目的 | ポイント | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
外で遊びたい | 観光地やビーチに近い学校を選ぶ | 放課後や週末にリフレッシュできる | 遊びに誘惑されて学習時間が減る可能性あり |
学内施設で過ごしたい | ジムやプール、カフェが併設された学校を選ぶ | 校内でリフレッシュや運動ができる | 滞在費や授業料が高めになる |
英語漬けの環境が欲しい | スパルタ式の学校やマンツーマン授業が豊富な学校を選ぶ | 短期間で英語力が伸びやすい | 自由時間が少なく、ストレスが溜まりやすい |
費用を抑えたい | 郊外の学校やシェアルームの学校を選ぶ | 生活費や授業料が安く抑えられる | 通学が不便だったり、周囲に娯楽施設が少ない場合がある |
短期間で集中して学びたい | 1日7~8時間の授業がある学校を選ぶ | 短期間で集中的に学べる | スケジュールがハードで疲れやすい |
人それぞれ、求めている環境が異なると思います。学校の環境選びで迷っている方はぜひお問合せください。あなたに合った英語環境をご紹介します。
おすすめ学校 5選
ここでは、フィリピン留学を検討されている方に向けて、おすすめの語学学校を5校ご紹介いたします。それぞれの学校の特徴や強みを詳しく解説していきますので、自分に合った学校選びの参考にしてください!
CEBU BLUE OCEAN ACADEMY

- エリア
- セブ
- 生徒数
- 定員150名
- 日本人比率
- 40%
学校の特徴
- 語学学校として長年の経験を培ったスクールが運営
- 母国語禁止のルール
- 24時間交代でガードマンが警備
- 厳しい審査基準から選抜された優秀な講師陣
- お部屋の掃除は週に2回、ベットシーツ・枕カバーの交換は週に1回
おすすめのコース
- Power ESL
- ビジネスコース
学校の説明
セブ・ブルーオーシャンアカデミーでは、マンツーマン授業を中心とした柔軟なレッスンを提供しており、全10段階に分かれたカリキュラムにより、英語初心者でも安心して学べる環境が整っています。
同校は、教育都市として知られるバギオで17年の実績を誇るPINESの優秀な講師陣を迎えており、高品質な英語教育プログラムを実現しています。
一般的に新設校の運営は困難とされますが、Cebu Blue Ocean AcademyはPINES International Academyのバックアップを受けており、安定した教育体制と高い授業水準を維持しています。
校舎はEGIホテル&リゾート内にあり、ラウンジやスポーツジム、宿泊施設などが完備されているため、リゾートの雰囲気も味わいながら学習に取り組めます。
また、校則は比較的厳しく、無断欠席には自習の罰則があり、遅刻も15分以内と制限されています。
ただし、4週間無断欠席がない場合は学校から表彰される制度があり、モチベーションを高めながら学ぶ学生も多く見られます。
GLOBAL LANGUAGE CEBU

- エリア
- セブ
- 生徒数
- 400名
- 日本人比率
- 50〜70%
学校の特徴
- フィリピンで唯一ケンブリッジ大学認定の語学学校
- 移民局認定学校
- セブ州のシティ中心部のため、ショッピングやビーチリゾートまで徒歩圏内
- インターナショナルな留学生が集まる
- コミュニケーションをベースにしたトレーニング
おすすめのコース
- ESL 一般英語総合コース
- ビジネス英語コース
学校の説明
GLOBAL LANGUAGE CEBUは、国際基準とされるCEFRレベルをカリキュラムに導入しており、講師のうち約15%がケンブリッジ大学認定のCELTA資格を保有している語学学校です。
トレーニングプログラムは、学習者が能動的かつ効率的に学べるように設計されています。
主にアジア圏の留学生が多いですが、ロシア、ヨーロッパ、南米、中東など、その他の地域からの学生も一定数在籍しています。
CPILS

- エリア
- セブ
- 生徒数
- 定員400名
- 日本人比率
- 20〜30%
学校の特徴
- 3000平方メートルにわたるフィリピン語学学校で最大規模の雄大な敷地
- 多国籍な生徒が在籍(韓国25%、日本20%、台湾20%、ベトナム15%、中国10%、その他ロシア等)
- CPILS独自の研修システムによる厳選された講師陣
- 語学学校最多の10名以上のネイティブ講師が在籍
- 公認IELTS公式テストセンター
- 公認TOEIC公式テストセンター
おすすめのコース
- General ESL Plusコース
- Spartaコース
学校の説明
CPILSは2001年に設立されたセブ最大規模の語学学校で、これまでに日本人を含む5万人以上の幅広い年齢層の学生が学んできた、フィリピン政府公認の教育機関です。
校舎は中級ホテルを改装しており、充実したカリキュラムと学習施設を備えています。また、TOEICの公式試験会場としても認知されています。
生活面では日本人スタッフが常駐し、安心して過ごせるサポート体制が整っているのも特徴です。
さらに、CPILSは日本人のニーズに合わせた学習環境を提供する、セブで唯一の日韓共同運営の語学学校であり、セブ留学の先駆者として高く評価されています。
CPILSの学校詳細を見てみる
SMEAG Global Education

- エリア
- セブ
- 生徒数
- 定員440名
- 日本人比率
- 20〜40%
学校の特徴
- フィリピン最大規模、3つのキャンパス運営
- コース専任講師が担当
- フィリピンの語学学校で最も国際色が豊か
- 1日英語漬けの生活で、英語に自身をもつことができる
- 24時間警備員在中
- IELTS公式試験会場認定校
おすすめのコース
- ESL(一般英会話)コース
- ファミリーコース
学校の説明
SMEAG GLOBAL EDUCATIONは、学習に専念できる環境が整っており、クラシックキャンパスはIELTS対策専門の教育機関であると同時に、GACの認定校でもあります。
一方、CAPITALキャンパスはTOEICおよびTOEFLの公式試験会場として認定されており、最新の設備が整っています。
フィリピン留学では、勉強に取り組むだけでなく、マリンスポーツやゴルフを楽しんだり、エステでリラックスすることも可能なため、学習へのモチベーションを保ちやすいのが特長です。
さらに、現地の人々や文化に触れることで、実践的な英語力が身につくだけでなく、視野や価値観も自然と広がっていきます。
CG Academy

- エリア
- セブ
- 生徒数
- 427名
- 日本人比率
- 10%
学校の特徴
- CG独自の学習システム
- 学生たちの学習目標に合わせたコース選択ができる
- 国籍にかかわらず、味と健康を考えたバイキング形式(月~木夕食)の食事の提供
- 多様な国籍比率
- セブ一の最高の講師陣
おすすめのコース
- Sparta Course
- IELTS Basic Course
学校の説明
CGアカデミーは2004年に開校し、グローバルに活躍できる人材の英語力育成に力を注いでいます。
マンツーマン授業と少人数制グループレッスンを組み合わせることで、効率的に英語力を高めることが可能です。
スパルタキャンパスとバニラッドキャンパスの2拠点では、多様な学習プログラムが用意されており、学生一人ひとりの目標やライフスタイルに応じた、柔軟なカスタマイズ学習が実現できます。
CG Academyの学校詳細を見てみる
学校選びは重要ですよね。あなたにぴったりの学校をご紹介できますので、お気軽にお話をお聞かせくださいね。
1日のスケジュール例
以下では、フィリピン留学中の語学学校の1日のスケジュール例をご紹介します。これを参考に、実際の留学生活をイメージしてみてください!
時間 | 科目等 | 種類 |
---|---|---|
7:00~7:50 | 朝食 | |
8:00~8:50 | Listening | グループ |
9:00~9:50 | Speaking | マンツーマン |
10:00~10:50 | 空きコマ | 自主学習 |
11:00~11:50 | Reading | マンツーマン |
12:00~12:50 | 昼食 | |
13:00~13:50 | 文法 | マンツーマン |
14:00~14:50 | 空きコマ | 自主学習 |
15:00~15:50 | Writing | マンツーマン |
16:00~16:50 | ボキャブラリー | マンツーマン |
17:00~17:50 | 任意参加クラス | グループ |
18:00~18:50 | 夕食 | |
19:00以降 | 自由時間 |
学校によって一コマの授業時間が異なります。一コマ45分の学校もあれば50分の学校もあり、時間は様々です。授業以外にも任意で参加できるクラスが提供されている場合もありますので、その場合はぜひ活用していきましょう。また、スパルタ校では、自由時間がほとんどありません。コースごとのカリキュラムを把握し、自分に合ったコースを選ぶことが重要です。
自由時間の過ごし方
留学生活では、授業以外の自由時間の過ごし方も大切なポイントです。勉強に集中することはもちろん大事ですが、オンとオフのバランスをうまくとることで、充実した毎日を実現できます。ここでは、学校内・学校外での過ごし方についてご紹介します。
学校内編
夕食を終えると基本的には自由時間になります。
学校自体にジムがついている場合がありますので筋トレを行うこともできます。
休日は学校内にプールがある学校もありますので、外出しなくても休日を楽しめます。
学校外編
平日は外出禁止の学校や、外出する際は、学校側に外出届を提出する必要があるので、外出する際は学校のルールにそって行動しましょう。
学校側が送迎バスを提供している場合もありますので、休日はショッピングモールなどに出かけられます。
まとめ
フィリピンの短期留学は、限られた時間でも集中的に英語力を高めたい方におすすめです。1週間からの留学が可能なため、忙しい学生や社会人のお休みを活用して留学できる点が魅力です。ただし、フィリピンの祝日にかぶせて留学してしまうと、授業が休講になる場合もあるため、留学期間中の祝日を事前に確認しておきましょう。留学費用は滞在期間や学校・コースによって異なるため、自分の目的や予算に合わせて学校を選べます。各学校の特色や学習環境を比較することで、自分に合った留学スタイルを見つけられるでしょう。皆様が限られた時間の中でも成果のある留学体験ができますように!
まずはお気軽にご相談ください!
サポート経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。